内容説明
ことばと文化と伝統をいかに守るべきか。能天気、遊び好き、いい加減な先祖伝来の心性を愛した著者の軽妙洒脱なエッセイ。
目次
プロローグ 「新世紀」にまず考えてみる「日本とは何か」
第1章 ことばを考える(ことばの新事典;ことばと文学;英語帝国主義)
第2章 身体と文化(映画―何を観たがっているのか;演劇・音楽・芸能―「現実」と「仮想現実」との交錯;工芸・絵画・写真―日本の文化と伝統;スポーツ―国民性と非日常性の発露)
第3章 生きること、死ぬことの意味(生を楽しむ;他生の縁)
第4章 教育論・若者論(「自発性」「任意性」こそが教育のカギ;輝く目の子供たちはどこへ)
著者等紹介
筑紫哲也[チクシテツヤ]
1935年6月23日~2008年11月7日。大分県生まれ。59年早稲田大学政治経済学部卒業、朝日新聞社入社。政治部記者、ワシントン特派員、「朝日ジャーナル」編集長、編集委員などを歴任し、89年退社。TBSテレビ系「筑紫哲也NEWS23」キャスター、ジャーナリスト、NPO「スローライフ・ジャパン」理事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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