日本経済グローバル競争力の再生―ヒト・モノ・カネの歪みの実証分析

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  • サイズ A5判/ページ数 323p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532133481
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

内容説明

競争力を取り戻すため経済構造を大胆に転換、生産性を向上させることが日本の喫緊の課題。成長を阻む経済構造の「歪み」を、第一線の研究者が独自データと最新の分析手法で総合的に解明、改革を提言する。

目次

日本経済自律成長の条件
第1部 技術革新、資本蓄積を通じた産業構造の転換―資本(モノ)をいかに有効に利用するか(資本蓄積と日本の生産性;投資と技術革新―資本のヴィンテージ、研究開発と生産性;産業構造の転換と日本経済の成長力)
第2部 企業経営の変化と労働市場(ヒト)の歪み(ポスト・バブルの企業経営の変化;日本企業のダウンサイジング―変化、決定要因、業績への影響;希望退職とは何だったのか―2000年前後の大規模雇用調整)
第3部 金融市場(カネ)は効率的か(市場との対話とコミットメント―市場型金融システムにおける企業経営と金融政策;金融市場との対話―新法下の日本銀行のケース;コーポレート・ガバナンスと株式市場―企業収益および株式収益率への影響 ほか)

著者等紹介

香西泰[コウサイユタカ]
日本経済研究センター特別研究顧問。1933年生まれ。1958年東京大学経済学部卒業、経済企画庁入庁。1981年東京工業大学工学部教授。1987年日本経済研究センター理事長。1997年同会長。内閣府経済社会総合研究所所長を経て、現職

宮川努[ミヤガワツトム]
学習院大学経済学部教授。1956年生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行入行。1987年ハーバード大学国際問題研究所客員研究員。1988年エール大学経済成長センター客員研究員。一橋大学経済研究所助教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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