出版社内容情報
その商品、そのリリース、そのツイート……もしかして危ない?企業担当者が知るべき知識を専門の弁護士がやさしく解説する。
内容説明
他社のものと似てしまったイラストや写真、引用のつもりでコピペした文章…これらが著作権侵害として問題になるケースは少なくありません。本書は、コンテンツや商品の開発に関わる人が知っておきたい著作権法の基礎知識が身につく入門書です。著者は著作権法に精通した弁護士です。文化庁で著作権調査官として働いた経験もあります。著作物かどうかの判断、無断でやってはいけない行為、著作権の保護期間、権利侵害時の対応等、基礎知識を1冊でカバー。取っつきにくい用語を平易に表現するほか、事例を折り込み、法律になじみのない方でも理解しやすい構成です。企業の法務・知財担当者だけでなく、商品開発担当者、広報担当者、メディア関係者、ブログ、ツイッターでの発信を行う方などコンテンツ制作に関わるすべての方に最適です。
目次
著作権法の目的―なぜ著作権を保護するのか
著作物って何?
著作権を主張できるのは誰か?
著作者の“こだわり”守る人格権
著作財産権1―無断で○○されない権利
著作財産権2―どこまで似ているとアウト?
著作隣接権、出版権―著作者以外の権利も忘れずに
権利制限規定―著作物等を無断で○○できる場合
国際的な保護
保護期間―著作権等はいつまで保護される?
侵害の効果、対抗策―著作権を侵害するとどうなる?
権利処理―著作権侵害をしないために
著者等紹介
池村聡[イケムラサトシ]
弁護士(森・濱田松本法律事務所所属)。1976年群馬県前橋市生まれ。99年早稲田大学法学部卒業、2001年弁護士登録。09年文化庁著作権課出向(著作権調査官)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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