内容説明
「糖鎖」はタンパク質などの生体物質と結合することで、そのものの溶解性を上げたり、行き先の目印になったり、安定性を高めるなど多種多様な機能をもつ。生命の進化とともに歩み無限の可能性を秘めたこの物質は、DNA・タンパク質に次ぐ第三のバイオポリマーとして、癌や再生医療の有用マーカーなど医学分野での応用・解析が進められてきている。
目次
1章 糖・糖鎖とは何か(糖鎖の時代が来た!;本質は「炭・水化物」 ほか)
2章 糖の基礎化学(糖を議論するための共通語;sp3混成軌道は空間を四等分する ほか)
3章 糖鎖の合成原理と機能探索(糖から糖鎖へ;糖鎖構造の特徴 ほか)
4章 糖鎖の産業化(糖鎖を自在に操れる時代の到来;糖鎖産業化のための三要素 ほか)
出版社内容情報
糖鎖はDNA・タンパク質に次ぐ第三のバイオポリマーとして注目され、医学分野での産業応用に向けて研究解析が進んでいる。本書では、まず糖鎖を理解するための糖化学の基礎と構造を詳しく解説し、さらに産業化に不可欠な糖鎖の合成技術、プロファイリング技術、パイオマーカーの応用もわかりやすく紹介する。



