内容説明
本書は、非上場株式の取引を行うに当たって、「個人」と「法人」における売買取引、低額譲渡、無償譲渡、相続などの取引に対する所得税、法人税及び相続税・贈与税にまたがるクロスセクションの課税関係を明らかにしました。第2版では、平成29年度税制改正および財産評価基本通達の見直しまでフォローしています。また、重要な用語について、各章で説明するとともに、付録として用語解説を掲載しています。
目次
第1章 非上場株式取引における課税上の諸問題
第2章 株式取引と課税の概要
第3章 個人から個人への株式譲渡の課税関係
第4章 個人から法人への株式譲渡の課税関係
第5章 法人から個人への株式譲渡の課税関係
第6章 法人から法人への株式譲渡の課税関係
第7章 税法上の時価の諸規定
第8章 判例における時価の考え方
付録 用語解説
著者等紹介
中島茂幸[ナカシマシゲユキ]
日本大学商学部卒業。東京国税局及び税務大学校勤務・退官。平成2年北海学園北見短期大学助教授。平成2年税理士登録(第70654号)。平成5年北海学園北見大学教授、東京農業大学非常勤講師。平成18年北海商科大学教授、小樽商科大学非常勤講師。平成23年北海商科大学大学院教授。平成27年北海商科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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