内容説明
本書で紹介している技術(PERT図、クリティカル・パス法)はもともとプロジェクトマネジメント分野において古くから用いられている技術であるが、それを「決算作業の全体日程を短縮する」という決算早期化の阻害要因の発見に応用している。クリティカル・パスを特定する技術を理解できたら、ぜひ自社の決算作業の分析をしてもらいたい。その際、阻害要因探しのヒントにしてもらうことを目的に「決算プロセス別の阻害要因と改善の方向性」の例を、第9章で紹介している。
目次
第1章 決算早期化の本質
第2章 決算早期化のゴールと目標
第3章 クリティカル・パスの重要性とPERT図
第4章 クリティカル・パスを特定するための3つのステップ
第5章 PERT図を作成するための情報収集
第6章 目標決算スケジュールの作成と差異日数の把握
第7章 阻害要因の発見と改善の方向性
第8章 早期化の実行
第9章 決算プロセス別の阻害要因と改善の方向性
著者等紹介
金子彰良[カネコアキヨシ]
約20年間、決算早期化のコンサルティングに従事。業務プロセスの可視化技術をベースに多くの企業の変革をサポート。公認会計士
笠原浩一[カサハラコウイチ]
約20年間、決算早期化・精度向上をはじめとする業務改善、BPR、上場支援などのコンサルティングに幅広く従事。公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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