出版社内容情報
日本の自動車関連企業にとってアジアはグローバル事業の中核的市場となっており,その重要性は論を待たない。自動車メーカーはいわずもがな,主な1次サプライヤーもアジア進出を果たしており,コストのさらなる削減のためには深層の現地化が必要という認識が業界に広がっている。そうしたなか本書は,これまであまり注目されなかったアジアローカル2次サプライヤーを対象に,彼らの能力構築と進化経路,そしてイノベーションプロセスを具体的に描き出したものである。
赤羽 淳[アカバネジュン]
著・文・その他
土屋勉男[ツチヤヤスオ]
著・文・その他
井上隆一郎[イノウエリュウイチロウ]
著・文・その他
目次
序章 本書の問題意識
第1章 先行研究のサーベイと本書の研究方法
第2章 アジア三カ国のローカル2次サプライヤーの比較分析
第3章 日本のローカル2次サプライヤー
第4章 タイのローカル2次サプライヤー
第5章 中国のローカル2次サプライヤー
第6章 アジアローカル2次サプライヤーのイノベーション能力
終章 総括
著者等紹介
赤羽淳[アカバネジュン]
東京大学経済学部経済学科卒業。東京大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。株式会社三菱総合研究所主任研究員、横浜市立大学国際総合科学群准教授等を経て、中央大学経済学部准教授、株式会社三菱総合研究所客員コンサルタント
土屋勉男[ツチヤヤスオ]
東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。株式会社三菱総合研究所取締役上席研究理事、明治大学大学院経済学研究科客員教授、桜美林大学大学院経営学研究科国際標準化研究領域教授等を経て、桜美林大学大学院経営学研究科客員教授
井上隆一郎[イノウエリュウイチロウ]
東京大学経済学部経済学科卒業、埼玉大学大学院経済科学研究科修了、博士(経済学)。株式会社三菱総合研究所参与、政策経済研究センター長、青森公立大学大学院経営経済学研究科教授、東京都市大学都市生活学部、大学院環境情報学研究科教授等を経て、桜美林大学ビジネスマネジメント学群、同大学院経営学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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