内容説明
かつては世界を席巻してきた日本の家電メーカーが急速に力を落とす一方、自動車メーカーは飛躍の10年、特にトヨタは世界の首位を争うまでのグローバル化の20年を経験した。こうした業界による際立った差異はどこから生じたのであろうか。本書では、こうした疑問をベースとして持ちながら、国際マーケティングの観点から日本企業の現状と課題を明らかにしようと試みている。
目次
国際マーケティングの概念と進化モデル
グローバリゼーションの現実
世界的な産業・競争構造の激変
日本企業の競争力―ビジネス・アーキテクチャ論からの示唆
持続的競争力のある企業の条件
国際マーケティング戦略の基本と典型的イメージ
国際マーケティング・リサーチ
国際製品戦略
国際市場細分化戦略
国際価格戦略
国際プロモーション戦略
国際サプライチェーン・マネジメント
新興国市場開拓
世界から敬愛される人と企業へ
著者等紹介
諸上茂登[モロカミシゲト]
明治大学商学部教授、博士(商学)。明治大学大学院商学研究科博士課程修了。米・ペンシルバニア大学経営大学院ウォートンスクール客員研究員を経て、1988年に明治大学商学部教授となり現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。