日本監査研究学会リサーチ・シリーズ
会計不正事例と監査

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784495208219
  • NDC分類 336.97
  • Cコード C3034

出版社内容情報

経営者が主体となる会計不正事件を事例として取り上げ、理論的な背景、問題点を整理し、監査論にとって問題となる論点を呈示する。オリンパスやカネボウなど経営者が主体となる様々な会計不正事件を事例として取り上げ、その理論的な背景、問題点を整理し、我が国監査論にとって問題となる論点を呈示する。

第1章 会計不正事例と監査研究 ?その意義と方法ー/第2章 会計監査人の民事責任を巡る訴訟の状況および諸課題/第3章 免責基準としての正当な注意/第4章 監査人の独立性に関する倫理規則の意義と限界/第5章 監査人の交代と不正事例/第6章 工事契約会計 ?課徴金処分事例からみた会計不正事例ー/第7章 会計上の見積りの感さと監査人の説明責任/第8章 循環取引と会計士監査/第9章 海外子会社の不正と監査/第10章 地方自治体の不適正な経理処理/第11章 監査論からみた会計不正事例研究の到達点

吉見宏[ヨシミヒロシ]
著・文・その他/編集

目次

会計不正事例と監査研究―その意義と方法
監査人の民事責任を巡る訴訟の状況および諸課題―事例 ナナボシ
免責規準としての正当な注意―事例 キムラヤ
監査人の独立性に関する倫理規則の意義と限界―事例 カネボウ
監査人の交代と不正事例―事例 プロデュース
工事契約会計 課徴金処分事例から見た会計不正事例―事例 IHI
会計上の見積りの監査と監査人の説明責任―事例 オリンパス
循環取引と会計士監査―事例 ニイウスコー
海外子会社の不正と監査―事例 富士フイルムホールディングス
地方自治体の不適正な経理処理―事例 大阪市
監査論から見た会計不正事例研究の到達点

著者等紹介

吉見宏[ヨシミヒロシ]
北海道大学大学院経済学研究院教授、博士(経営学)北海道大学。1985年九州大学経済学部卒業、九州大学大学院経済学研究科修士課程修了、同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、北海道大学経済学部講師、助教授を経て、2000年から教授。2012~2016年北海道大学大学院経済学研究科長。2016~2017年北海道大学副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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