IT幸福論

電子版価格
¥1,408
  • 電書あり

IT幸福論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492502525
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

情報通信革命の本質とは何か。ITの力で社会をよりよく変革していくとはどういうことか。ビジネスリーダーに指針を与えてくれる。

情報通信革命=IT革命の本質とは何か。
進化を続ける技術をどのように捉え、未来を予見すればいいのか。
そして、ITの力を活用して、社会をよりよく変革していくにはどうしたらいいのか。

ビジネスリーダーにITとの関わり方の指針を与えてくれる一冊!

ITは人間社会の将来に幸福をもたらす道具ともなる。

いまは農業革命、産業革命に続く、第三の革命期にある。
過去の価値観やシステムを瞬く間に時代遅れにし、
新しい価値観やシステムに取って代わられる革命を目の前にして、
私たちは生き残るための方策を準備せざるをえなくなった。

IT革命をもたらしている三大要素技術は進化を続けている。
経営者には少なくとも「ITによって何ができるか」を知っておいてほしい。
そうすれば、「自分たちがやりたいこと」を起点に“手段”を選ぶことができる。

第1章「ITの力が社会を変える」では、情報とは何かという根源的な話をふまえながら、なぜ、いまの時代を“革命期”とよぶのがふさわしいか、その理由を歴史的な視点と地球的な視点から確認している。
第2章「革命をもたらす技術は進化を続ける」では、「情報通信技術の三大要素」に言及、われわれの生活の中に確実に浸透している情報通信技術を例にとりながら、革命をもたらす技術の進化の3つの側面について解説している。
第3章「未来を予見する力が競争優位をもたらす」では、IT革命が進んだ先の未来の社会はどうなるのか、その予測を紹介している。
第4章「IT生産技術の革新がもたらす恩恵」では、企業におけるITの進化の意味を考えている。
終章「経営者とITの関わりを考える」では、経営にITの理解が不可欠であることを述べている。

第1章 ITの力が社会を変える
 トフラーが唱えた「第三の波」は続いている
 情報とは何か
 身近で起きている情報通信革命

第2章 革命をもたらす技術は進化を続ける
 三大要素技術は進化し続ける
 情報を伝達する「ネットワーク」
 クラウドコンピューティングとは何か
 スマートフォン=掌に入るPC
 ビッグデータ=大量かつ多様化したデータをリアルタイムに扱うこと
 マン・マシン・インターフェースの進化

第3章 未来を予見する力が競争優位をもたらす
 グローバリゼーションの歴史を振り返る
 IT、インターネットによって形成される「もうひとつの地球」
 NTT DATA Tecnology Forsight:将来の技術展望がビジネスの未来を拓く
 4つの「情報社会トレンド」
 5つの「技術トレンド」

第4章 IT生産技術の革新がもたらす恩恵
 「業務の代替」「業務の改善」から「業務の創造」へ
 日本企業のITへの投資額は小さい
 ものづくりに学べる生産技術革新の方法
 ソフト開発のキーワードとなる「人から機械へ」
 ソフトウェア開発の生産技術革新への提案
 膨大なデジタル資産を活用する

終章 経営者とITの関わり方を考える
 情報通信革命の真っ只中にいる私たち
 ITがもたらす“影”をコントロールする

【著者紹介】
岩本 敏男(イワモト トシオ)
NTTデータ代表取締役社長
1953年長野県生まれ。76年東京大学工学部卒業、同年日本電信電話公社入社。中央省庁システム、日本銀行、東京証券取引所など、社会インフラとなるビッグプロジェクトをシステムエンジニア、プロジェクトマネージャーとして数多く手掛け、日本のIT高度化に大きく貢献。社内資格として最上位のプリンシパルPMを有する。
2004年取締役決済ソリューション事業本部長 兼金融ビジネス副事業本部長、
2005年執行役員 金融ビジネス事業本部長、
2007年取締役常務執行役員 金融ビジネス事業本部長、
2009年代表取締役副社長執行役員、
2012年6月より現職。

内容説明

いまは農業革命、産業革命に続く、第三の革命期にある。IT革命をもたらしている三大要素技術は進化を続けている。経営者には少なくとも「ITによって何ができるか」を知っておいてほしい。そうすれば、自分たちが「やりたいこと」を起点に“手段”を選ぶことができる。

目次

第1章 ITの力が社会を変える(トフラーが唱えた「第三の波」は続いている;情報とは何か ほか)
第2章 革命をもたらす技術は進化を続ける(三大要素技術は進化し続ける;情報を伝達する「ネットワーク」 ほか)
第3章 未来を予見する力が競争優位をもたらす(グローバリゼーションの歴史を振り返る;IT、インターネットによって形成される「もうひとつの地球」 ほか)
第4章 IT生産技術の革新がもたらす恩恵(「業務の効率化」「業務の革新」から「業務の創造」へ;日本企業のITへの投資額は小さい ほか)
終章 経営者とITの関わり方を考える(情報通信革命の真っ只中にいる私たち;ITがもたらす“影”をコントロールする)

著者等紹介

岩本敏男[イワモトトシオ]
NTTデータ代表取締役社長。1953年長野県生まれ。76年東京大学工学部卒業、同年日本電信電話公社入社、中央省庁システム、日本銀行、東京証券取引所など、社会インフラとなるビッグプロジェクトをシステムエンジニア、プロジェクトマネージャーとして数多く手掛け、日本のIT高度化に大きく貢献。社内資格として最上位のプリンシパルPMを有する。2004年取締役決済ソリューション事業本部長兼金融ビジネス副事業本部長、2005年執行役員金融ビジネス事業本部長、2007年取締役常務執行役員、金融ビジネス事業本部長、2009年代表取締役副社長執行役員、2012年6月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フジマコ

27
もう少し概念的なお話かと思って読み始めたんだけどITをいろんな角度から学問的にNTTデータの社長として語っておられる本です。人類は過去に大きな革命を2度経験しています。1.5万年前の農業革命、18世紀の産業革命。今、第3の革命が起きつつある、それは「情報通信革命」であると作者の岩本さんは言います。ついこの間読んだ本の作者、「6次元」のナカムラクニオさんは今現在を「ソーシャル革命」と言っていて「未来の働き方を考えよう」のちきりんさんの本にも現在と革命の話が書いてあった。私達は激動の時代を生きてるんですねぇ…2014/03/17

nizimasu

8
素敵な世界を見せてくれるかと思いきや、NTTデータのポジショントークでありました。ぎゃふん2014/03/05

Kentaro

5
ダイジェスト版からの要約 企業の経営者には、本質的に「自分はこのような企業をつくり、社会にこのような価値を提供したい」という「やりたいこと」があるはずだ。これを“目的”とすれば、ITはその目的を達成させるための“手段”とよぶのがふさわしい。100年後の社会では、情報技術はもとより、エネルギー工学や生物工学、あるいは物質工学などのさまざまな分野での技術進歩が、人類社会をまったく別の次元に押し上げる。100年後の社会でも本質的に変わらない、将来の幸福を実現させる道具となるのも又、人類が生み出すITなのである。2018/04/30

Masaya Takemura

5
未来のITの関わり方よりも、これまでの技術革新の振り返りが主だったことは残念。ただ、未来はさらにITの浸透度が高まり、今にない利用方法、また開発手法が現れることを予感させる内容だった。2014/04/04

ひびな

4
NTTデータ社長岩本さんが、どんなスタンスでいらっしゃるのかな?と興味を持ちましたが、読み終わってみると、当たり障りのない感じで中身は何も言ってない……と残念な感じでした。2014/03/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7864594
  • ご注意事項