出版社内容情報
21世紀を迎えようとしているいま、「経済」の基準や視点でものを見、考える傾向を強めたがゆえに、見えなくなっているものはないか。社会、経済、政治“寸鉄集”
内容説明
理想はアメリカ、でいいか。「悪夢の90年代」を幅広い視点で論じつつ、描くべき「未来図」の方向性を提示する。
目次
第1章 「改革」が招いた不況―90年代後半の日本経済
第2章 健全な変化、その下での不況―90年代前半の日本経済
第3章 おかしな現実世界―90年代の生活
第4章 教師として、反面教師として―90年代の経済白書
第5章 銀行は「サーカスの少女」か―90年代の銀行と金融
第6章 アメリカへの抑止力をどう構築するか―90年代の世界と日本の政治
第7章 気掛かりな未来世界―21世紀の日本