内容説明
世界金融危機はなぜ起こったのか?それはグローバル経済にどのような影響を与えるのか?世界金融危機後の新しい経済政策のモデルを学ぶ。第2版では、リーマン・ショックとその後の世界的な大不況の経緯を解説し、それを拡張した短期モデルで説明した2つの章を付け加えている。
目次
マクロ経済の計測
短期分析序説
世界金融危機とその後の不況
IS曲線
金融政策とフィリップス曲線
安定化政策とAS/AD分析
世界金融危機と短期モデル
消費行動
投資行動
政府とマクロ経済
国際貿易
為替レートと国際金融
本書のまとめと残された課題
著者等紹介
ジョーンズ,チャールズ・I.[ジョーンズ,チャールズI.][Jones,Charles I.]
1993年にMITでPh.D.を取得、カリフォルニア大学バークレー校を経て、現在はスタンフォード大学経営大学院(GSB)で教授(STANCO 25 Professor of Economics)を務める。また、NBER(全米経済研究所)のリサーチ・アソシエイトも兼務している。主要な研究上の貢献は、長期的な経済成長の分野でなされている。とりわけ、1人当たり所得水準の成長をもたらす基礎的要因や、各国間での生活水準に途方もない格差が生じている原因について、理論的・実証的に研究を行っている
宮川努[ミヤガワツトム]
学習院大学経済学部教授。専門分野はマクロ経済学
荒井信幸[アライノブユキ]
和歌山大学経済学部教授。専門分野はマクロ経済学、日米経済
大久保正勝[オオクボマサカツ]
筑波大学大学院システム情報工学研究科准教授。専門分野はマクロ経済学、計量経済学
釣雅雄[ツリマサオ]
岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授。専門分野はマクロ経済学、日本経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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