出版社内容情報
みずほ総合研究所[ミズホソウゴウケンキュウジョ ]
著・文・その他
内容説明
ミャンマーの民主政権発足と対外開放や、米国のTPP離脱など、ASEAN地域をめぐる大変化を踏まえて全面改訂。全10カ国について「まず知りたいこと」がコンパクトにまとまった決定版。
目次
第1章 ASEANを理解しよう
第2章 タイを理解しよう―日本の重要な経済パートナー
第3章 ミャンマーを理解しよう―離陸に成功したラストフロンティア
第4章 カンボジア、ラオスを理解しよう―タイプラスワンの有力候補
第5章 フィリピンを理解しよう―豊富な人材を武器に成長
第6章 ベトナムを理解しよう―後発組のトップランナー
第7章 インドネシアを理解しよう―ASEAN随一の大国
第8章 マレーシアを理解しよう―ASEANの2番手を走る中規模国家
第9章 シンガポールを理解しよう―ASEANのフロントランナー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Zing
3
ASEAN各国の政治、経済、外交、消費についてまとめた本。 グラフも多く、大変分かりやすい。 ASEANに投資する気になる。2018/06/07
稲
0
途上国投資の勉強用。楽天証券からはタイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールに投資でき、今までは現地課税がないことからマレーシアとシンガポールばかりに投資していたが、シンガポールはともかくマレーシアは人口ボーナスが終了し労働人口が減少することから、あまり魅力的ではなくなってきた。インドネシアと、SBI証券でベトナムに投資したい。2019/10/27
Yuki2018
0
さっと目を通すだけでも理解が深まった。ASEANは2015年までに関税を撤廃、以後は市場統合に取り組んでおり、単一市場として魅力を増している。人口ボーナスもあり年5%程度の成長率。対米関係はミャンマー制裁のため遅れたがオバマ時代に制裁解除しキャッチアップ。対中関係はカンボジア・ラオス・ミャンマーは元々親中国、他は警戒しながらも経済的利益重視か(フィリピンのドゥテルテ大統領等)。その他、タイのタクシン派と反タクシン派の説明を最近のタイ総選挙のタイミングで読んだので理解が進んだ。2019/03/30