東京水路をゆく―艪付きボートから見上げるTOKYO風景

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東京水路をゆく―艪付きボートから見上げるTOKYO風景

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492043967
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0095

内容説明

普通なら、橋を渡る際にちょっとのぞき込むくらいの目立たない存在となってしまった東京の川。しかしそこは、かつて物流の主役であり、道路以上に重要なインフラだった。都内全ての河川と運河を走った一道楽船頭の「モーターボートによる街歩き」。

目次

水路をめぐる愉しみ、あれやこれや(水路徘徊者“道楽船頭”のこだわり;水路めぐりは水門めぐりでもある;沖積低地の守護者、水門。3つのタイプ;オトコの夢をかなえる装置、閘門 ほか)
心が躍る水上散歩!地区別水路のご案内(江戸川・中川・綾瀬川流域;荒川可航域とその派川;江東デルタ地帯;隅田川西岸の河川群 ほか)

著者等紹介

石坂善久[イシザカヨシヒサ]
1966年東京生まれ。クルマ以外の乗物全般、模型工作、土木構造物などに興味を覚える。水路以外では、戦前戦後の科学・工作雑誌に掲載された、鉄道模型工作記事の蒐集と研究が趣味。製本業、三線式0ゲージ鉄道模型専門模型店を兼業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

31
航路案内も含めた東京の水路の紹介。テーマから必然的に多くなる東京東部の紹介という側面もある。類似本をあまり見たことのない希少性が高い本だと思う。巻頭の水門などの施設の紹介は少しマニアック過ぎる嫌いはあるが、全般的には作者の実体験記で臨場感がある。2022/02/04

yyrn

25
八百八町の江戸には全国から大量の物資が集まり、河川をつなぐ水路が縦横に張り巡らされ舟運が発達していたことは知っていた。現代に入りだいぶ埋め立てられたが、この本で紹介されているようにまだまだ当時の面影を残して舟が入っていける水路も多数残っていることを教えられた。ぜひ一度、小舟で水路巡りをしてみたいなと夢想するほどに、私には面白い本だった。▼本川から見える支川の第一橋はどれも異なったつくりの橋で、GPSなどなかった時代、すぐに現在地が分かるよう工夫されていたと教えられ、全体を見た街づくりの大切さを知る。2022/03/22

yooou

8
☆☆☆☆☆ 僕は自転車でですが、心が躍る思いは同じです。こんなワクワクする場所が身近にあったなんて、もっと早く知ってたら良かったと思っています。2010/11/23

とりもり

3
世の中、色々な趣味を持った人がいるものだ。私なんかは、両岸をコンクリで固められた川(というか、ほとんどドブ)には全く興味を持てないが、こうしてモーターボートで遡上した写真を見ると、何かそれなりに興味をそそられるのが面白いところ。でも、やっぱり川の上を占拠する首都高は一日も早く撤去して欲しい。無理とは分かっていても、そう願わずにはいられなかった。隅田川とかの遊覧船に一度乗ってみようかな。★★★☆☆2016/06/22

agrippa69

3
手漕ぎボートで行くぞ。2011/06/23

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