出版社内容情報
【まるごと早わかり!新学習指導要領ポイント総整理全16巻シリーズ】本シリーズでは、各教科ごとに、「何が」「どのように」変わったのか、そして、これからの授業の在り方を分かりやすく解説しました。どの教科においても、新学習指導要領作成に関わる先生方が執筆しており、信頼できる内容となっています。 「総則」は「何が」「どのように」変わったのか? 今次の改訂の趣旨、改訂のキーワードを新学習指導要領作成に関わる先生方が執筆!
【まるごと早わかり!新学習指導要領ポイント総整理全16巻シリーズ】
■総則■
特別対談 奈須 正裕×天笠 茂が総則を語る!
特別寄稿 無藤 隆「新学習指導要領等が果たす役割」
平成29年3月に小学校新学習指導要領が告示されました。様々なキーワードが改訂に向けた議論の段階から話題になりましたが、今回の改訂の特色としては、次の3つが挙げられます。
①各教科等すべての目標に3つの資質・能力が位置付けられた
②授業改善の視点として「主体的・対話的で深い学び」が示された
③これらを実現するため、学校全体としてカリキュラム・マネジメントを実現することが示された
そこで、本シリーズでは、各教科ごとに、「何が」「どのように」変わったのか、そして、これからの授業の在り方を分かりやすく解説しました。どの教科においても、新学習指導要領作成に関わる先生方が執筆しており、信頼できる内容となっています。巻頭カラー頁には、文部科学省の視学官及び教科調査官のインタビューを掲載しており、今回の改訂についてその意図を語っています。
巻末には、新学習指導要領全文を掲載し、改訂箇所を太字で示し、詳細な解説コメントを付けています。本書を読めば、必ずや新学習指導要領がどのような改訂であったのかを短時間で理解することができます。
■目次■
特別対談 新学習指導要領「総則」を読み解く 1
奈須 正裕×天笠 茂
特別寄稿 新学習指導要領等が果たす役割 14
無藤 隆
CHAPTER1 総則改訂の全体像を把握する 21
改めて教育課程とは、学習指導要領とは何か 22
改訂の経緯と新学習指導要領の構造的特徴 28
「総則」章立ての変更が意味するもの 36
「総則」改訂のポイントを一気に総ざらい 42
CHAPTER2 キーワードから「総則」改訂のポイントを読み解く 53
なぜ「前文」が新設されたのか? 54
児童を持続可能な社会の創り手として育てるとは? 58
育成を目指す資質・能力とは? 62
カリキュラム・マネジメントとは? 66
各学校の教育目標をどうやって教育課程に反映させるのか? 70
学習の基盤となる資質・能力とは? 74
現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力とは? 78
単元や題材など内容や時間のまとまりをどう考えるか? 82
必要な授業時数を確保する教育課程編成のポイントは? 86
幼児期及び中学年以降の教育との円滑な接続を図る低学年教育のポイントは? 90
中学校教育及びその後の教育との円滑な接続を図る教育課程編成のポイントは? 94
主体的・対話的で深い学びでいう「対話的」とはどういうことか? 98
見方・考え方を働かせる・鍛えるとはどういうことか? 102
言語能力の育成とは? 106
情報活用能力とは? 110
論理的思考力を身に付けるのに有効なプログラミング教育とは? 114
学習評価の充実を図るポイントは? 118
ガイダンスとカウンセリングの双方により児童の発達を支援するとは? 122
学習指導と関連付けながら生徒指導の充実を図るには? 126
キャリア教育の充実をどのように図っていくか? 130
個に応じた指導の充実をどのように図っていくか? 134
障害のある児童などへの指導のポイントは? 138
日本語指導が必要な児童生徒等への支援をどのように行うか? 142
不登校児童への配慮のポイントは? 146
教育課程の改善と学校評価のポイントは? 150
家庭や地域社会との連携や協働、学校間の連携のポイントは? 154
道徳教育に関する配慮事項のポイントは? 158
付録 小学校学習指導要領(抄) 前文/総則 163
編著者・執筆者紹介 179
内容説明
カリマネの流れで章立てが改善!新しい「総則」ぎ教育課程の基本的事項を示す要となる!!
目次
特別対談 新学習指導要領「総則」を読み解く
特別寄稿 新学習指導要領等が果たす役割
1 総則改訂の全体像を把握する(改めて教育課程とは、学習指導要領とは何か;改訂の経緯と新学習指導要領の構造的特徴;「総則」の構成の変更が意味するもの ほか)
2 キーワードから「総則」改訂のポイントを読み解く(なぜ「前文」が新設されたのか?;児童を持続可能な社会の創り手として育てるとは?;育成を目指す資質・能力とは? ほか)
付録 小学校学習指導要領(抄)
著者等紹介
奈須正裕[ナスマサヒロ]
上智大学総合人間科学部教育学科教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程教育心理学専攻を単位取得退学、博士(教育学)。神奈川大学助教授、国立教育研究所教育方法研究室長、立教大学教授などを経て平成17年より現職。新学習指導要領に関わっては、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会、教育課程企画特別部会、総則・評価特別部会、幼児教育部会、中学校部会、生活・総合的な学習の時間ワーキンググループ、小学校におけるカリキュラム・マネジメントの在り方に関する検討会議、小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議、2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会等の委員として、重要な役割を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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