インテリジェンスの最強テキスト

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インテリジェンスの最強テキスト

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490209167
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

前線での貴重な経験に基づき、過去から現在までの具体的事例の分析を通してインテリジェンスの諸相をわかりやすく伝えます

本書は、日本を代表するインテリジェンス・マスターとして知られる手嶋龍一氏、佐藤優氏が、前線での貴重な経験に基づき、過去から現在までの具体的事例の分析を通してインテリジェンスの諸相をわかりやすく伝える一冊です。
混迷を続ける日本政治、そして世界の勢力地図が書き換わりつつある今、各自が「世界情勢を読み解く目」、そして「先を見通す力」を培うことが、この現代社会を生き抜くために必要な武器になることは間違いありません。
本書では、現代の日本において「インテリジェンス・オフィサーを育てる」ことが急務であるとの各方面からの声に答え、手嶋龍一氏、佐藤優氏が経験してきた豊富な実例を盛り込み、読者の知的好奇心に答える一冊として、初めての実用的な「インテリジェンスの教科書」を目指しました。


「この国が再生する礎の一助にと願って編んだ『テキスト』がようやく完成した」

(手嶋 龍一氏)


「本書を読む前と後では、世界の様子が異なって見えてくるはずだ」

(佐藤 優氏)

?T.インテリジェンスの感覚を磨くために

II. インテリジェンスで読み解く「ウクライナ」
   インテリジェンスを磨く素材――ウクライナ/プーチンの対ウクライナ戦略/アメリカの軍事介入のシナリオ/
   インテリジェンス・コミュニティの組織文化/海洋強国・中国の戦略、ほか

III. インテリジェンス機関が読み解く国際事件
   マレーシア航空機撃墜の謎/ウクライナ対ロシアの情報戦/インテリジェンス・ウォーに勝ち抜くには/
   ウクライナのインテリジェンス・コミュニティ/米独のインテリジェンス戦争、ほか

IV. 歴史で読み解くインテリジェンス
   危機の年/現代史の目撃者ケナン/密やかなシグナルを探る/ウクライナ・ナショナリズムの策源地/
   錯綜する同盟の落とし穴

V.歴史の教訓
   「欧州の天地は複雑怪奇なり」/極秘公電の諫言/歴史の教訓、ノモンハン戦争/欧州戦局の陰画/
   インテリジェンスなき敗戦/第二次世界大戦の知られざる始点、ほか

?Y.「イスラム国」をめぐる中東のパズル
   「イスラム国」とは何者か/変貌するグローバル・ジハード/組織なき組織「イスラム国」/
   中東外交の覇者プーチン/チェチェン・ファクター/イスラムの核という悪夢、ほか

?Z. 対テロリズムのインテリジェンス
   風刺新聞社襲撃をどう読むか/インテリジェンス思考のロジック/テロリストの内在論理を読む/
   シナリオ分析の有効性/テロ対策に対外情報機関は有効か、ほか

?[.九・一一テロのインテリジェンス
   危機の中の情報機関/テロルの前奏曲/インテリジェンス後発国アメリカ/見逃されたテロリストたち/
   インテリジェンスの罠/増殖する偽情報/インテリジェンスの教訓、ほか

「あとがきにかえて」(佐藤優)/著者ノート(手嶋龍一)

■巻末附録 インテリジェンス関連事件年表/用語解説/索引

【著者紹介】
1949年北海道生まれ。外交ジャーナリスト・作家。NHKワシントン特派員として冷戦の終焉に立ち会い、次期支援戦闘機の開発を巡る日米の暗闘を描いた『たそがれゆく日米同盟』を発表。続いて湾岸戦争に遭遇して迷走するニッポンを活写した『外交敗戦』を著し、共にロングセラーに。ハーバード大学国際戦略研究所に招聘された後、NHKワシントン支局長となり、9・11同時多発テロに遭遇し11日間にわたる昼夜連続の中継放送を担った。ホワイトハウスでの取材の模様は『宰相のインテリジェンス』にまとめられている。 2005年にNHKから独立し、翌年発表した『ウルトラ・ダラー』は「日々のニュースがこの物語を追いかけている」とその予見性が話題となり、姉妹篇にあたる『スギハラ・サバイバル』と共にベストセラーとなった。 慶応義塾大学教授などを歴任してインテリジェンス論を担当し、外交・安全保障分野の一線で活躍する若手の育成にも積極的に取り組んでいる。佐藤優氏との共著には『動乱のインテリジェンス』『知の武装』『賢者の戦略』の「インテリジェンス対論3部作」がある。

内容説明

迫りくる危機に立ち向かう究極の叡智。ニッポンを世界の情報大国に―年表・用語解説・索引つき。

目次

1 インテリジェンスの感覚を磨くために
2 インテリジェンスで読み解く「ウクライナ」
3 インテリジェンス機関が読み解く国際事件
4 歴史で読み解くインテリジェンス
5 歴史の教訓
6 「イスラム国」をめぐる中東のパズル
7 対テロリズムのインテリジェンス
8 九・一一テロのインテリジェンス

著者等紹介

手嶋龍一[テシマリュウイチ]
1949年北海道生まれ。外交ジャーナリスト・作家。NHKワシントン特派員として冷戦の終焉に立ち会い、次期支援戦闘機の開発を巡る日米の暗闘を描いた『たそがれゆく日米同盟』を発表。ハーバード大学国際戦略研究所に招聘された後、NHKワシントン支局長となり、9・11同時多発テロに遭遇し11日間にわたる昼夜連続の中継放送を担った。2005年にNHKから独立し、慶応義塾大学教授などを歴任してインテリジェンス論を担当し、外交・安全保障分野の一線で活躍する若手の育成にも積極的に取り組んでいる

佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。日本外務省切っての情報分析のプロフェッショナルとして各国のインテリジェンス専門家から高い評価を得た。イギリスの陸軍語学校でロシア語を学ぶ。在ロシア連邦日本国大使館では対ロシア外交の最前線で活躍し、クレムリンの中枢に情報網を築き上げた。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

94
手嶋龍一さんと佐藤優さんによるインテリジェンスの解説書です。2015年の出版ということで若干古いのですが、インテリジェンスというものが対外政策特に外交の場では非常に重要な役割を果たしていることがよくわかりました。特に国際事件の事例がいくつもあり、ウクライナ、中東情勢などでは重要な役割があるということもわかりました。手嶋さんの小説をもう少し読もうという気にさせてくれました。2023/05/30

非日常口

33
最近佐藤氏は、講義でアベ談話の英訳に「メタノイア(悔い改め)」に相当する語句があり、総理がそれを世界に示したと指摘、その時「英訳の方が大切」と付言した。本書も英語ではGuideと表記を変えている。そう、我々はインテリジェンスのプロレゴメナとしての機能を果たす本書や他の二人の対談本から改めてインテリジェンスとは何かを確認し、この読者がその現場の掟や知に触れ、その上で日々の情報から物語を構築し、敷衍し、活用していくか。年表は暗記するくらいが丁度良いだろう。歴史的視座を今に投射する方法は、ここにある。2015/09/13

サトシ@朝練ファイト

31
世界情勢をより深く知る上での必読書2016/03/12

非日常口

30
ロシアのシリア撤退、ロシアのイランへの核開発問題、イランとアメリカの関係確認のため再読。情勢が動くたびに注目するところが変化する。中東核保有、核拡散の問題が強まる現在、スエズと紅海は安全なルートと言えるだろうか。現状中国不況のためコンテナの数は減っているから顕在化することはあまりないかもしれないが、今後の世界経済の景気が良くなっていった時、中東の混迷が続いていた場合を考える。2016/03/24

非日常口

28
ダーイッシュ関係の部分を再読。リビア、サウジ(スンニ派)、パキスタン、イラン(シーア派)の最悪のケースとしての核拡散問題、アメリカ-イスラエル-ヨルダンとハマス-イランの関係を現状の動向と比較、石油安とサウジのロシアから原発購入、フランスのテロからカリフォルニア銃乱射によって何が変化したか。2015/12/31

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