創元推理文庫<br> 怪盗の伴走者

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創元推理文庫
怪盗の伴走者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488421144
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

帝都を騒がす大怪盗ロータスが盗みに失敗した! 東京は浅草の高層建築「凌雲閣」。その一角に飾られた油絵を盗もうとした怪盗は、番人に見つかり絵を置いて逃げたというのだ。この椿事は記者の高広の耳にも届く。ロータスは高広とも天才絵師・礼とも因縁浅からぬ相手、ただ失敗したとは思えない。高広と礼が調査を始めると、ロータス一連の窃盗事件の主任検事となっていた安西と再会する。怪盗と検事、今は敵対関係にあるが、かつては昔馴染みであり並んで駆け抜けた時代があったのだ。決別した二人がついに相まみえる。大好評〈帝都探偵絵図〉シリーズ第四弾。

内容説明

大怪盗ロータスが盗みに失敗した!浅草の高層建築・凌雲閣に飾られた油絵を盗もうとした怪盗は、番人に見つかり絵を置いて逃げたという。一報がもたらされたちょうどそのとき、高広と礼は安西と再会した。ロータスが起こした一連の事件の主任検事となった安西は怪盗の昔馴染みであり、かつて共に駆けた時代があった―。決別した二人が今相まみえる。大好評シリーズ第四弾。

著者等紹介

三木笙子[ミキショウコ]
1975年秋田県生まれ。第二回ミステリーズ!新人賞の最終候補作を改稿し連作化した『人魚は空に還る』で2008年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

57
シリーズ続けて。まるまるロータスこと蓮と安西検事の物語。出会い、2人の企み、そして別れた再会。なので、高広と礼はあまり登場せず。表題作に二人は登場するが、礼のかわいらしさは堪能できませんでした。それでもなかなか楽しめました。このシリーズ、最後に謎解きするのが、すごく取ってつけた感があるんです。それがちょっともったいない。余韻を楽しめないんですよね。ま、続き出たら読みますけどね。←エラソウに。2018/09/16

中原れい

24
シリーズ最新作とのことだがたまたま本作だけ読んだ。蓮と省吾の物語が3本立てで語られる。3本目にようやく本来の語り手がわに戻ってくるが、それでも怪盗とその伴走者の魂の結びつきの話に変わりはない。面白かった、自分にはこの1冊で十分だ。2018/02/24

かもめ通信

17
怪盗ロータス、今度のターゲットはまさかの⁉️でもなあ、この結末で、これから先、上手く行くのかしらん。気になるなあ~と、また続きに手が伸びそう。2021/12/07

冬見

17
「君の人生を僕にくれないか」だめだ、沼が深すぎる。蓮は泥から咲くのです。伴走者を求める華麗なる大怪盗と怜悧な敏腕刑事。子供の頃に交わした、お伽話のような約束。二人の過去。「昔のことは忘れた」「僕は一瞬たりとも忘れたことがない」だから、思い出させて差し上げましょう。2017/12/13

たにしぃ

16
三木さんはこのシリーズが一番好きだわ〜心から面白いのでずーっと続いてください…!途中本筋とは全然関係なく「ツンデレかよ!!」とカッと目を見開いて叫びたくなる場面がある。 登場人物いろいろ忘れてたので最初から読み返したい。2017/11/24

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