東海選書
ウィトルーウィウス建築書 (普及版)

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  • サイズ B6判/ページ数 356,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784486005025
  • NDC分類 520.2
  • Cコード C3052

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinaba

1
古代サブカルおじさんだ。/ ギリシャ時代の書に見えるような信じられぬほど冷徹な論理思考は見られないけれど、「競技者は鍛錬によって自分の肉体を強くするだけですが、著述家は、自分の意見だけでなく万人の意見を書籍で理解し、魂が鋭くなるように、教本を準備しますから。」とにかくこの一節と、すべての引用に出典を事細かく記していくスタイル。知識は連綿と何十世代にも繋がって伝えられていくものだ、というその尊さを認識は確かにここから現代にまで連なるものだと思う。なるほど2013/06/16

Doederleinia berycoides

1
単位が古代仕様なので分かりづらくて読むのに苦心。訳文にも訳者の苦労が垣間見れる。付図は必ずしも本文の内容と一致しているわけでは無かった。 オーダーについて知りたくて読んだが、それ以外にもフォルム、バシリカ、浴場、劇場、水道、日時計、弩砲、攻城器械などの記述から、古代ローマのイメージを思い浮かべて楽しむことができた。 各巻の序文に書かれている科学的な概念が参考になった。この書が現代にて読めることに感謝。2011/03/22

ペーパークリップ

1
イメージしにくい部分が多々あったが、アウグストゥス期ローマの思考の断片に触れられる本だと思う。天体の運行に関する当時の理論とかもあって面白い。2010/06/07

msy.s

0
紀元前に書かれた書物であるが、森田先生が丁寧に翻訳してくださっているおかげで現代でも理解できる。この建築書はルネサンス様式に多大な影響を与え、西洋建築の基盤の書だと見なせる。しかし個人的にはオーダーの寸法の章で心が折れかけた。2011/06/25

まさ

0
とりあえず研究に関係しそうなとこだけ読んだ。劇場の章からはまた今度。ここまででもかなり勉強させていただきました。ごちそうさまです。2011/05/13

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