小説・新島八重―勇婦(ハンサム・ウーマン)、最後の祈り

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480804457
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

日清・日露の篤志看護婦、会津戦争の語り部としての日々。新島襄亡き後も、八重を奮い立たせ続けたものとは。シリーズ「小説・新島八重」完結。

著者等紹介

福本武久[フクモトタケヒサ]
1942年京都生まれ。同志社大学法学部卒業。「電車ごっこ停戦」で第十四回太宰治賞を受賞、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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がんぞ

2
新島襄と死別以降。日露戦争ではじめて婦人が看護に当たり、従来の看護夫が伝染病院内感染予防に無策なのを改善。一方、同志社は襄の死後、財政的人材的危機を迎えていた…。一人娘の結婚、孫出生。尻込みするのを推され受勲、皇后陛下は「良い話がありますよ」とだけ。昭和3年、元会津藩主・松平容保の孫女と皇族秩父宮との御婚姻が成り六十年の恨みは晴れた。講演で祖母が戊辰戦争で銃を指導し自らも最前線で被弾してもたたかった思い出を語るのが「はじめて面白かった」と孫は言う、「今までは恨みなしには聞けなかったから」2014/06/21

ぺしみち

1
女性の権利・地位向上はほんとに長い道のりだ。先人に感謝です。2022/03/25

さわたり

0
八重は「原理原則」など、だれに習ったわけでもなく、道を間違うことなく、いく先々でリーダーになった。男としても学ぶところは多い。決して平坦ではなかった八重と同志社のその後。2013/09/28

ゆき

0
晩年のお話。次々と親しい人が亡くなっていくのは本当に寂しいこと。2013/05/23

田舎っぺ狸

0
幕末のジャンヌ・ダルク,同志社創立者新島襄の妻,そして,襄亡き後,一人の女性として男女不平等社会の中で強く生きるハンサム・ウーマン。一人の女性の三代の生き方が強くたくましく描かれた面白い本でした。2013/05/17

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