ちくま学芸文庫
般若経

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  • サイズ 文庫判/ページ数 481p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480092472
  • NDC分類 183.2
  • Cコード C0115

出版社内容情報

内容は後日登録

内容説明

大乗を最初に宣言した、仏教の根本経典。本書は、厖大な般若経典の中から、最も流布している玄奘訳『般若心経』と鳩摩羅什訳『金剛般若経』、それに鳩摩羅仇訳『大品(だいぼん)般若経』の中の重要な五品を収録。それぞれ、原文・読み下し文・現代語訳・語注で構成する。大乗仏教の中心理念「空」とは固定的実体のないことをいう。『般若心経』はその空の思想の心髄を示し、『金剛般若経』は倫理的実践を空の思想によって基礎づける。『大品般若経』はこのうえない真実の完全なるさとりの智慧を教える。古来、宗派を超えて多くの人びとに読み継がれ、日本人のこころの糧となっている経典。

目次

般若心経
金剛般若経
大品般若経(習応品;大明品;随喜品;薩陀波崙品“常啼品”;曇無竭品“法尚品”)

著者等紹介

平井俊榮[ヒライシュンエイ]
1930年生まれ。58年駒澤大学仏教学部卒業。64年東京大学大学院印度哲学専攻博士課程満期退学。専門は中国仏教。駒澤大学、東京大学などで教鞭をとる。駒澤大学学長、仏教学術振興会理事などを歴任。その間、日本学士院賞、瑞宝中綬章などを受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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