筑摩選書<br> 1968〈1〉文化

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筑摩選書
1968〈1〉文化

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  • サイズ B6判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480016614
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0300

出版社内容情報

1968~72年の5年間、映画、演劇、音楽、写真、舞踏などの領域で前衛的な実験が展開された。それら歴史的記憶を文化資料として甦らせる。写真資料満載。

内容説明

1968~72年は、世界の文化が同時性のもとに成立した歴史上はじめての瞬間であった。この5年間には、政治を表象する文化があったのではない。文化が政治的たらざるをえない状況が存在していたのだ。変革と実験の時代に、いったい何が起きていたのか?本書では、美術、演劇、舞踏、図像、映画、音楽、流行、写真の領域で生じていたさまざまな現象を前景化し、歴史的記憶として読者に差し出す。図版資料満載の超弩級評論集。

目次

美術―祝祭、狂乱、共闘、流転(椹木野衣)
グラフィックス―異端とエロス(四方田犬彦)
演劇―アングラ革命とその時代(西堂行人)
写真―時代の現場1968‐72(大島洋)
舞踏―暗黒舞踏の時代(國吉和子)
音楽―商業主義と表現のはざまで(稲増龍夫)
ファッション―ミニスカートと『an・an』の時代(中野翠)
映画―解体と噴出(四方田犬彦)
雑誌―百家争鳴の時代(上野昂志)

著者等紹介

四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年大阪府生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。エッセイスト、批評家、詩人。文学、映画を中心に、多岐にわたる今日の文化現象を論じる。明治学院大学、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、中央大学校(ソウル)、清華大学(台湾)などで、映画史と日本文化論の教鞭をとった。著書は一四〇冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

18
ちくま選書を買うのは初めてかも。1968年前後の文化、美術、グラフィックス、演劇、写真、舞踏、音楽、ファッション、映画、雑誌の9つのカテゴリーを、四方田犬彦を含む8人の論壇人(椹木野衣、中野翠、等など)に割り振って、図版多数収録の上、こと細かに解説します。私は写真に疎いので多数のモノクロ写真に圧倒されました。また学生運動とミニコミも忘れられない要素。アートでは横尾忠則さんと、赤瀬川原平さんは最重要。そして、宇野亜喜良、澁澤龍彦、ラインも影響大。熱い時代でした。眺めるだけでも楽しい本です。2018/02/09

ゆえじん

3
芸術に詳しくないので、用語がだーっと流れ込んできて...ああ、まだこんなに知らないことがあるんだ、と嬉しく思った.と同時に、もともと知っていた固有名、たとえば山本作兵衛(炭坑画のひと)にコンテクストが纏わりついて、考えるとっかかりが生まれるような体験もあった.最近分かった来たことだが、時代を横に見る作業というのは、ぼくたちの知っている固有名リストに限定的に総当たりするようなものなんだろうな.固有名どうしのつながりが事後的な想像的なものでしかないからユーモラスで面白い(あんまり書評になってないなこれ...)2018/12/20

hitotak

3
1968年前後の映画、写真、演劇など文化的活動を振り返る。先に読み終わった同シリーズの『漫画』の巻を読んだ際も思ったが、とにかく当時生み出された作品群の難解さは現代を遥かに超えている。批評や討論会も盛んで、だからこそ表現も批評も熱量が高くなり、先鋭化していった。その反動か、この後は誰もが手に取り易く、解りやすいものが支持されていき、それは現代まで続いている。巻末の1968~1972年表も、嘘のようなとんでもない出来事、この時代ならではの忘れられた事件が記載され、本当に濃く熱い時代だったんだなあと思う。2018/08/12

泉を乱す

3
やっぱり四方田犬彦の映画パートが1番勉強になった。2018/05/21

v&b

2
冒頭と椹木野衣の一章のみ。いずれまた。(2019.4.11) 四方田犬彦の二章まで(2019.5.10)2019/04/11

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