筑摩選書<br> 文明としての徳川日本―一六〇三‐一八五三年

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文明としての徳川日本―一六〇三‐一八五三年

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  • サイズ B6判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480016461
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0321

出版社内容情報

「徳川の平和」はどのような文化的達成を成し遂げたのか。琳派から本草学、蕪村、芭蕉を経て白石や玄白、源内、華山まで、比較文化史の第一人者が縦横に物語る。

内容説明

徳川日本を「江戸趣味」や「暗黒史観」として捉えるか、でなければ近代日本を準備した時代として捉えるのが一般的だろう。しかし宗達・光琳の琳派や芭蕉、蕪村、貝原益軒の本草学や新井白石の『西洋紀聞』、杉田玄白の『蘭学事始』、さらに崋山や源内まで併せて考えると、完結した文明体としか言いようのない姿が浮かんでくる。二五〇年という時間と、日本列島という限定された空間のなかで生まれた独特な文化的風景を点描する。

目次

プロローグ―徳川像の変遷
「洛中洛外図屏風」の世界
「いざやかぶかん」―出雲阿国と隆達小歌
「平和」の祝典序曲―光悦・宗達と古典復興
すべての道は江戸へ―芭蕉の徳川礼賛
啓蒙の実学者―風土記と本草学の貝原益軒
「鎖国」への来訪者―ケンペルと元禄日本
宝永六年冬―切支丹屋敷の東西対話
博物学の世紀―十八世紀の日本と西洋
あて名のない手紙―九幸老人杉田玄白
回想記『蘭学事始』を読む〔ほか〕

著者等紹介

芳賀徹[ハガトオル]
1931年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。文学博士(東京大学)。東京大学教養学部教授、プリンストン大学客員研究員、国際日本文化研究センター教授、京都造形芸術大学学長、岡崎市美術博物館、静岡県立美術館の館長などを経て、国際日本文化研究センター名誉教授、東京大学名誉教授。主な著書に『大君の使節』、『渡辺崋山・優しい旅びと』、『明治維新と日本人』、『みだれ髪の系譜』、『平賀源内』(サントリー学芸賞)、『絵画の領分―近代日本比較文化史研究』(大佛次郎賞)、『藝術の国日本―画文交響』(蓮如賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

6
徳川政権時代に華を咲かせた文化を詳しく取り上げています。鎖国政策以降も海外の知識と融合し独特な徳川日本文化が醸成されたことがよくわかります。2017/11/05

こけこ

1
歴史としてしか見たことがなかったので「江戸時代」。文明からの視点は新鮮。徳川時代は完成された文明の形なのだなと改めて実感。2023/10/19

食物繊維

1
気に入らない所もある事はあるのですが、それを差し引いても全体を通して面白い本です。気候変動が欧州に影響を及ぼした結果が、鎖国中の日本にも波及しているのではないかという指摘は目から鱗でした。エピローグの江戸時代に対する郷愁を感じさせる文章が美しいです。2020/11/25

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