出版社内容情報
SDGsビジネスアワード受賞!地球環境を守り、発展途上国にとっても自分にとっても利益になる、持続可能なビジネスモデルの誕生。
内容説明
大量生産、大量消費への疑問。解決されない貧困と環境破壊。100年後も地球を残すために一人の男が立ち上がった。読んだらやる気がわいてくるノンフィクション。
目次
1 あんな大人にはなりたくない
2 世の中をひっくり返したい
3 100年後も地球があると誰が言えるのか?
4 自然と人間は共存できる
5 環境にいいことをすると、経済が発展する仕組み
6 米ぬか酵素洗顔クレンジング誕生
7 ビジネスにノウハウはいらない
8 ビジネスだからできること
著者等紹介
阪口竜也[サカグチタツヤ]
フロムファーイースト株式会社代表取締役。2003年、有限会社エクステンド(現フロムファーイースト株式会社)設立。世界50カ国の起業家を表彰するEY Entrepreneur Of The Year 2009のセミファイナリスト受賞。2010年、エクステンション事業を売却し、作れば作るほど使えば使うほど体と環境が健康になる事業「みんなでみらいを」を運営。商品は、全国の東急ハンズやロフト、イオンなどで取り扱われ、売り切れるほど人気に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirokikojima0721
14
株式会社みんなでみらいを代表である阪口竜也氏の自伝。芸術大学からアメリカ村でのビジネス、1年間のサラリーマン生活、そしてエクステ事業から現在のみんなでみらいをの活躍まで細かくも大胆に書かれている。考えて、選択して、実験してと行動がどれだけ大切か教えてくれる。また、これから先の未来、環境破壊をいかに止めるか、持続可能なSDGsのビジネスを考えていかねばと思い起こさせてくれる一冊です。2021/04/09
Good Tomorrow
6
著者にお会いしてお話させて頂いたことをきっかけに。フロムファーイースト代表の阪口さんの自伝本。お会いした印象と変わらない、自分に素直で抜群の行動力。人を惹きつける魅力のある人柄が伝わる内容でした。奥様のために無添加のシャンプーをつくり、インドの植物「ヘナ」でヘアカラーをつくり、米ぬかで洗顔クレンジングをつくる。つくられた商品開発の物語も面白いが、なにより根底にある考え方「子どもの頃、当たり前にあった景色を取り戻したい」にとても共感です。2021/11/11
香菜子(かなこ・Kanako)
6
著者の阪口竜也先生の行動力に感嘆。大阪芸術大学でデザインを学び、クラブDJとして活躍し、フリーペーパーの発行や美容室経営をされ、現在はカンボジアの森林保全・環境保全とシャンプーや洗剤の製造をしている。ただ、サブタイトルが「貧困と環境破壊をビジネスで解決した男の物語」だけれど、まだ解決していなくて、あくまでも現在進行形なのでは?だからこそ多くの人が貧困問題や環境問題の解決のために日夜努力して研究しているわけだから。2017/10/01
ぱぴい
5
SDGsに関連しているから手にとった本。田舎出身の彼が、紆余曲折しながら、カンボジアに植林し、そこからとれる原料をもとに米ぬか酵素クレンジングオイル等の製品開発へと行き着く。彼だからこそ実現した、そのキーとなるのは強靭な行動力。気になったらすぐ電話。直に会う。そして本気でぶつかる。企業の重い腰をあげさせるには、少々のハッタリも必須。地球を守るためには、大勢を巻きこむことが当然必要になる。だから、ボランティアではなく、ビジネスにするべきだという考えの道筋には非常に共感した。2020/05/22
やたっぺ
3
ビジネスで環境を良くする仕組みを実践している阪口さんのノンフィクション。 行動力と人脈が大事。 強い意志があればみんなついてくる。 読みやすく、やる気もわいてきた気がする。 SDGsこれから盛り上がって行きそう。 2018/03/29