正直に語る100の講義

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正直に語る100の講義

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479392934
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自由を自分のものにするために、正直に考える。人気ミステリィ作家の研ぎ澄まされた言葉が、貴方に「本音」を問いかける一冊。

内容説明

“本音の鍵”、失くしていませんか?自分だけの「世界の見え方」を取り戻す一冊。

目次

1限目 「正直」から生まれる成長論
2限目 他人に委ねない創作思考論
3限目 埋もれた本質に気づく認識論
4限目 「正しさ」を見直すコミュニケーション論
5限目 生き方の「枠」をつくる信条論
放課後 森教授からの大切な“余談”

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年12月7日愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年、『すべてがFになる』(講談社ノベルス)で第1回メフィスト賞を受賞し、ミステリィ作家としてデビュー。以後、小説に限らずエッセィや新書などで数多くの作品を発表し、絶大な人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロ

65
森博嗣による100の講義シリーズの5冊目です。まえがきにて、かなり予防線を張っておりましたが、中身は通常通りでした。成長論、思考論、認識論、コミュニケーション論、信条論、余談の6つの講義を書いております。さて、エッセイとしては、普段の人間が気に留めないことにメスを入れて、語っている印象があります。それは言葉にしていなかった疑問を森先生なりに解釈し、回答を出しているので、心のモヤモヤがすっきりします。例えば、「何を読んだら良いのかと他人に聞くような人間は、本を読むな」です。好きな本を読んだら良いんだよ。2016/09/09

ひめありす@灯れ松明の火

52
以前『ツンドラモンスーン』の中で同じ100の話題を論じるのであってもこっちとこれはちょっと違うんだよーと話をしていたのでそんなものか(という気がするのは私だけだろうか)と思って読みました。こちらは仲良しの関係がわかるので面白い。よしもとばななさん、羽海野チカさんが女性陣では仲良しなのかー。奥様もひっくるめて仲良しなのかも。なんかわかる気がする。男性陣だと京極さんはともかくとして西尾さん実はけっこう仲良しなんじゃないかなと思っています。だって登場の仕方が可愛らしすぎる。やっぱり全体にエッセイ森さんは可愛い。2016/12/31

emi

42
100の講義シリーズも5冊目。先生はこのシリーズ飽きてはおられませんか…と思いながら心静かに読了。うん、読むと落ち着くなぁ今回も。羽海野チカさんや吉本ばななさんが森先生のお宅に行った話を聞いて、意外だなぁ、でも羨ましいなぁと思った。どうにも世の中「誇張が正義」という幻想を見ることが増えて時々しんどいなぁと思うのだけど、そういう時は森先生を読むことにしている。今回の中で抜粋するとすれば、「やさしさの測り方」かな。これは私もよく使う物差しで、相手がどう思っているのか気になる方は取り入れてみてはいかがかと。2016/12/11

akira

42
100の講義シリーズ第5弾。 毎年恒例のこのシリーズも今回が最終。非常に残念だが、今回はいつになく声にだして笑っていた。ブログも毎日みてるけど、ちょっとネタ感が強かったり、過激めなものもあるのが商業用というところだろうか。今回も読めて嬉しい。 おぉ、と思うことや、ふむふむ、と思うフレーズも多々あった一冊だったのだが、今回は本当に笑ったことが多かったのでネタの方かな。表紙の装丁もこれまでにない感じで素敵な一冊でした。 「『空き巣に注意』というポスタがあったが、空き巣に注意をしているのは泥棒ではないのか」2016/08/03

tapioka

35
森博嗣が100のテーマについて、自分の考えを正直に素直に述べた本。我々がきっと素通りするだろうテーマへも論理的に言及しており、妙に納得してしまうものばかりでした。たとえば連続テレビドラマの何が連続なのかなど笑。また、読書について触れた内容も興味深く、栞を使わずページ数を覚えることを推奨しています。時間が経つと忘れるのではという問いには、ページ数を忘れるぐらいなら本の内容も覚えていないのではと反論。その通りですが、新しい栞を買ったばかりなので、しばしページ数を覚える能力は使わないでおきます笑。2016/10/02

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