内容説明
18年半ぶりの議長交代。インフレターゲット、バブル対策、FOMCはどう変わる?米金融政策の行方から公開市場操作とフェデラルファンド市場の真実まで。日銀ウォッチャーとワシントン金融政策記者が書いたFRBウォッチング。
目次
第1章 バーナンキの金融政策―インフレ・ターゲットの行方を読む
第2章 資産バブルに悩まされるFRB―資産価格と金融政策の関係
第3章 FRBの舞台裏―組織の成り立ちとFOMCの内側
第4章 フェデラルファンド市場の真実―その仕組みから公開市場操作の手法まで
第5章 神殿の扉を開く―市場との対話をどう進めるか
第6章 FRBはいかにして独立性を得たか―ホワイトハウス、議会との関係
著者等紹介
加藤出[カトウイズル]
東短リサーチ(株)取締役チーフエコノミスト。1965年生まれ。88年横浜国立大学経済学部卒業。同年、東京短資(株)入社。巨額の資金が取引される短期金融市場の一線でブローカーを務め、98年よりエコノミスト兼任。2002年より現職。同年、米国ニューヨークの大和総研アメリカ、ライトソンICAP(FRBウォッチングのシンクタンク)にて客員研究員。市場の現場の視点から金融政策予測を行っている。「加藤出ウイークリーレポート」(日本語・英語)はブルームバーグ、日経QUICKによりグローバルに配信されており、海外中央銀行、国際機関、ヘッジファンドなどにもファンが多い
山広恒夫[ヤマヒロツネオ]
ブルームバーグ・ニュース・ワシントン支局エディター。1950年生まれ。73年3月青山学院大学史学科(西洋史専攻)卒。同年4月時事通信社入社。同社外国経済部、ロンドン特派員。英ジェームス・ケーペル証券シニアエコノミスト、共同通信社ロンドン、ワシントン特派員、金融証券部次長を経て、2000年11月からブルームバーグ・ニュース・ワシントン支局勤務。エディターとして、FRBなど米経済動向に関する記事の編集に携わる。ブルームバーグ・テレビ「ワシントン・リポート」で、米国経済・金融政策について解説している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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