出版社内容情報
職場での身体活動・運動を促進するために必要な理論・エビデンスから、実際の取組事例や法的確認事項まで、幅広く情報をまとめた一冊
内容説明
わが国を支える働く世代の健康を守るため、労働者が末永く健康で働き続けられるように、何をすべきか、何ができるのか?本書は、職域での身体活動・運動を促進するために必要な理論、エビデンスはもちろん、実際の取組事例や法的確認事項まで、幅広く質の高い情報がまとめられている。
目次
職場におけるヘルスプロモーション
健康増進と身体活動・運動に関する施策
労働安全衛生システムと健康経営
体力と健康
身体活動・運動の評価法
低・中強度の身体活動・運動と健康
高強度の身体活動・運動と健康
身体活動・運動とメンタルヘルス
座位行動と健康
身体活動・運動の継続に向けた個人への行動科学的アプローチ
身体活動・運動を継続するための環境づくり(ポピュレーション・アプローチ)
健康格差を見据えたヘルスプロモーション戦略
身体活動・運動のリスク管理
企業における具体的な取り組み
肩こり・腰痛予防・転倒予防を目的とした職場での身体活動・運動
様々なツール・アイテムを活用した身体活動・運動
著者等紹介
江口泰正[エグチヤスマサ]
産業医科大学産業保健学部人間情報科学准教授。博士(医学)。教育学修士、日本体力医学会認定健康科学アドバイザー終身称号。1984年福岡教育大学教育学部卒業、1986年福岡教育大学大学院修士課程教育学研究科修了。1986年~1991年(社)産業健康振興協会(前身含む)研究員、秋田赤十字病院健康増進センター研究員(兼任)等、職域および地域における健康づくり活動創生期の基盤整備に従事、1991年宗像水光会総合病院健康科学研究室主任(2000年から室長)。2008年産業医科大学産業生態科学研究所健康開発科学研究室助教、2014年より現職。日本体力医学会評議員、日本産業衛生学会健康教育・ヘルスプロモーション研究会世話人、日本健康教育学会評議員学術委員
中田由夫[ナカタヨシオ]
筑波大学医学医療系准教授。博士(体育科学)。1999年早稲田大学人間科学部卒業、2001年筑波大学大学院修士課程体育研究科修了、2004年筑波大学大学院博士課程体育科学研究科修了。2004年~2007年筑波大学大学院人間総合科学研究科助手、2007年奈良産業大学教育学術研究センター講師、同年~2012年筑波大学大学院人間総合科学研究科助教、2012年より現職。日本運動疫学会理事・編集委員長、日本健康支援学会理事・事務局長、日本体育測定評価学会理事、日本疫学会代議員、日本体力医学会評議員、日本肥満学会評議員、日本肥満症治療学会評議員、日本運動生理学会評議員、日本臨床運動療法学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。