出版社内容情報
大好評の『文法が基礎からわかる 日本手話のしくみ』完全準拠の「練習帳」。動画を見ながら、わかりやすく、楽しく学習できる。
内容説明
動画を見ながら楽しくレッスン。日本手話の「発音」、語彙、文法、表現を、基礎からやさしく学べる練習帳の登場です。実践的な指導案(小学校高学年向け)とワークシート付。
目次
1 発音のしくみ(手の形(1)パー
手の形(2)グー ほか)
2 日本手話の文法(普通の文―肯定文;否定文(1)基本的な否定文 ほか)
3 CLとは(CLの練習(1)平面
CLの練習(2)形状・性質 ほか)
4 まとめの問題
付録
著者等紹介
岡典栄[オカノリエ]
東京大学文学部言語学科、国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科卒業、英国ケンブリッジ大学言語学修士(M.Phil.)、一橋大学大学院言語社会研究科博士(Ph.D.)。現在、学校法人明晴学園国際部長、東京経済大学非常勤講師。手話通訳士
赤堀仁美[アカホリヒトミ]
ろうの両親から生まれたろう者。静岡県立沼津ろう学校普通科、玉川大学教育学部卒業、NECソフトウェアなど一般企業を経て、現在、NPO法人手話教師センター理事・手話教師、学校法人明晴学園手話科主任・小学部教諭、東京大学非常勤講師、NHK手話ニュースキャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドシル
5
「読了」という概念とは少し違う。タイトルの練習帳の名の通り、繰り返し練習するためのいわば問題集のようなもの。日本手話を初めて学ぶ人も手話通訳者として活動している人も、また地域で手話指導をしているろう者であっても活用できる構成になっている。付属のDVDはただ、手話を見るだけでなく練習問題がついていたり、モデルを真似て手話のリズムを身につけることもできる。画期的かつ、第二言語として日本手話を学ぶものにはありがたい1冊。繰り返し活用したい。2016/05/16
はるごん
3
DVDを観ながら練習帳の問題を解いていくという今までになかった手話の本。本だと手話の動きが分からない時があるのでDVD付きで嬉しい。手話に興味があるが忙しくてなかなか通えないという方もお家で勉強出来る。もちろん勉強中の方の自宅学習にも。単語から始まり、最後のまとめの問題では読み取り練習も出来るので初心者の方も、既に勉強中の方にもおすすめ。2016/05/15
ななぴ❣️
1
手話の問題集のような本! まだ最後まで終わっていないが、この本に取り組んでいる事として読了の記しを付けておこうと思う。 今まで写真や絵の単語ばかりやっていたため、そろそろ文章にも慣れておこうと思ってDVD付きのこの本を購入。単語も覚えられて日本手話の文法も覚えられる。初心者向けの単語から入っているので取っ付きやすい。2021/03/10