内容説明
中国人作家たち(歿後50年以上)の散文シリーズ第4弾。孔子の時代から20世紀までの中国の飲食に関する文章を紹介。“料理のレシピ”“養生指南”など役立つ情報満載。
目次
1 春秋戦国時代
2 唐時代
3 宋時代
4 明時代
5 明から清にかけて
6 清時代
7 清から中華民国にかけて
8 中華民国、中華人民共和国
著者等紹介
多田敏宏[タダトシヒロ]
1961年、京都市に生まれる。1985年、東京大学法学部卒業。中国の大学で約10年間、日本語を教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きゅー
8
孔子の時代から20世紀までの中国で書かれた飲食に関する様々な文章を集めたもの。それこそ収録するものは無数にあるだろうに、主題が絞られていないため散漫な印象を持ったのは残念だった。しかし、中国においては衣食住のうち、食に重点が置かれていること、それが今日の中国料理の世界的な伝搬の礎になっているであろうことが理解された。朱自清という詩人が、イギリスのチップス(ジャガイモ料理)を”冷たくも熱くもなく、味もない。おなかをいっぱいにする、というだけのもの”と書いている。毎度イギリス料理は批判されてるなあ。2020/08/03
むりかもまるがお
0
昔の話が多かったかんじ2020/08/03