小沢一郎と平清盛

小沢一郎と平清盛

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434169830
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

平成時代の政界のど真ん中に居続けた小沢一郎という政治家は、なぜ悲願だった政権交代が実現した直後に検察の強制捜査を受け、裁判にまでかけられたのか?マスコミの異常な小沢たたき報道から元秘書の裁判で「有罪判決」が出た経緯を検証しながら、検察、裁判所、マスコミが小沢氏を排除しようとする動きの背後にあるものを浮き彫りにし、さらに平安時代末期に武家政権の基礎を築いた平清盛との「天皇に対する不敬によって旧体制側から目の仇にされた」「両者ともどうしても越えられない壁がある」等の様々な類似点を検証することで、小沢一郎が民主党政権を、そしてこの日本をどう導いていくのかを解き明かしていく。

目次

第1章 小沢一郎の政治とカネの疑惑と裁判を解明する(私も以前はマスコミ報道の影響で小沢氏を「独裁者」「金権政治家」だと思っていた;異常な小沢たたきの背後には「小沢を何とか悪人に仕立てあげなければ」という執念がある;小沢氏に対する的確な知識を得たことで「新聞は信頼できる」という認識が変わった;「推測」で有罪判決を出した司法関係者の立証概念は推理ドラマの制作者よりレベルが低い;新聞が公平な報道をしていないことは、小沢氏元秘書判決の報道トーンを見れば一目瞭然 ほか)
第2章 小沢一郎と平清盛の類似点(小沢氏と平清盛の生涯を概括すると「両者とも二度のピークがある」ことがわかる;小沢氏にも清盛にも「教育しているのに若い人が育ってくれない不満」がある;小沢氏が筋金入りの改革者であることは「仏教を重んじながら信長を尊敬している」ことでわかる;旧体制側は天皇特例会見問題での「不敬」発言以降、小沢氏に対する攻撃を先鋭化させた;後白河が清盛を排除しようとした背景に旧体制側の「国のかたちが変わってしまう恐怖」があった ほか)

著者等紹介

小林弘潤[コバヤシコウジュン]
横浜国立大学教育学部卒。小学校教諭、専任家庭教師を経て2004年4月に月聖出版を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。