開発チームは、なぜ最強ブランド「瞬足」を生み出せたのか?―苦境からの大逆転!子どもの2人に1人が履く奇跡のシューズ誕生物語

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開発チームは、なぜ最強ブランド「瞬足」を生み出せたのか?―苦境からの大逆転!子どもの2人に1人が履く奇跡のシューズ誕生物語

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784426605148
  • NDC分類 589.25
  • Cコード C0034

出版社内容情報

150万足で大ヒットの子ども靴市場で、驚異の年間売上600万足を誇る「瞬足」。開発チームが最強ブランド創出の秘訣を初公開!

「150万足売れれば大ヒット」と言われる子ども靴市場で、
年間600万足を売り上げ、「子どもの2人に1人」が履いていると言われる
アキレス株式会社の子ども靴「瞬足」。
業界関係者の間では、“奇跡のシューズ”として、いまや伝説化した子ども靴ブランドです。
では、どのようにして、開発チームは最強ブランド「瞬足」を生み出したのか?
それは、靴業界はもちろん、一般的にも常識破りで
前代未聞の「あるアイデア」から始まりました。
組織力、決断力、突破力、マーケティング、現場主義、熱意…
開発チームが「瞬足」を生み出した背景には、ビジネスを成功させるために不可欠な要素が見えてきます。本書は、その開発の舞台裏をドラマ性に富んだタッチで描きました。
縮小する国内市場も、アプローチしだいでまだまだ打開できる!
あらゆる業界のビジネスパーソンに、“現状打破”への貴重なヒントを与えてくれる1冊です!

【著者紹介】
アキレス株式会社で低迷していた小学生向けジュニアスポーツシューズ事業を立て直すべく、2002年に「瞬足」開発のために集結したプロジェクトチーム。商品開発、本社販社営業、販促宣伝などの精鋭らによって構成。瞬足は、2003年の最初のモデルは2アイテムで、アキレスの主力商品「ランドマスター」のサブブランドとしてスタートも反響が大きく、翌シーズンより「瞬足」ブランドで展開し、売上は急上昇。発売3年目の2005年には、子ども靴のヒットの目安とされた「150万足」を超える158万足を売り上げ、さらに、発売4年目の2006年には300万足を超え、当時、爆発的な売上を記録したゲーム機と絡めて、「任天堂DSか瞬足か」と業界内外で大注目された。現在(2013年3月末時点)で、累計売上4,000万足超、毎年世に送り出す新商品は年間200アイテム以上と、開発チームの予想を大きく上まわる一大ブランドに成長。子ども靴市場の拡大にも貢献してきた。今後は、業界を牽引する先導者として、「NO.1ブランド」の責任と使命感から、子どもの「足育」を啓蒙する活動にも力を入れていく。

内容説明

組織力、決断力、突破力、マーケティング、現場主義、熱意…。開発チームが「瞬足」を生み出した背景には、ビジネスを成功させるために不可欠なさまざまな要素がみえてくる。縮小する国内市場も、アプローチ次第でまだまだ打開できる!あらゆる業界のビジネスパーソンに、“現状打破”へのヒントを与えてくれる成功ストーリー。

目次

第1章 「瞬足」誕生前夜―子ども市場に逆風が吹く(苦難の九〇年代―時代の変化に取り残される;厳しい時代でも将来の「瞬足の種」があった;「企画開発リーダー」発足で苦境脱出を図る)
第2章 「子どもの背中を押せる靴」の誕生―「瞬足」の開発から発売まで(コンセプトの誕生―誰もが走る楽しさを実感できる靴を目指す;瞬足誕生までの道のり―数々の壁を乗り越える;どのようにして売るか?―「街の靴屋さん」が俊足を後押しした)
第3章 作り手の予想を超える驚異の大ヒット―瞬足ブランドがどんどん発展する(瞬足ブランドが独立するまで;瞬足の快進撃が止まらない;累計三千万足を達成―俊足は「靴市場」そのものを変えた)
第4章 子どもたちのライフスタイルを応援する―瞬足はナンバーワンブランドとして社会貢献を果たす(瞬足の輪を広げる販促戦略;「年間六百万足」というメディアをとおして―子どもの足に改革を!)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フジマコ

19
過去に、このタイプの本は、『「キリンフリー」大成功に学ぶ仕事術』『新潟のおせんべい屋さんが東京の女子中学生に…』ほか、結構読んでる。今回は瞬足が世に出てからそれを発展させて行くアキレスの開発チームの奮闘記です。こういう企業の成功体験に触れると、「格好つけていない」「がむしゃら」というキーワードが見えてきます。後、「ぶれない初心」かな。真っ只中にいる人たちの奮闘ぶりは僕だってって思わせてくれるし、客観的にうちの会社に足らないものを浮き彫りにさせてくれます。誰かのために心から役に立ちたいと思う気持ちは偉大!2013/11/19

ワダマコト

14
インターネットもSNSもまだ発展途上の頃に、株式会社アキレスには子供靴をひたすら撮り続ける男がいた。膨大なインプットを繰り返した結果、必要とされるものが見えてくるようになった。宮崎駿さんも、スカートの動きを書くために、吉祥寺で女の子のスカートをひたすら見た。情報のシャワーはイノベーションの前提条件なのだろうか。現代では、ネットの発達によって情報を得ることは簡単になった。誰にでもできる時代である。あとは、やるだけなのである。2013/11/11

kubottar

12
強運もあったんだろうけど、決め手はやはり今までなかったシューズを作ってその製造を引き受けてくれるパートナーの中国工場を見つけることが出来たことだな。あと、営業の泥臭いエピソードはいいねえ~。マーケティングやなんかかんやいうよりも、靴をすりつぶすような行動が一番だな。2014/09/27

芸術家くーまん843

9
『開発チームは、なぜ最強ブランド「瞬足」を生み出せたのか?』アキレス株式会社「瞬足」開発チーム・編 「年間150万足売れれば大ヒット」と言われる子ども靴市場において、毎年600万足、累計4000万足を記録した空前のヒット商品、「瞬足」開発の裏舞台を紹介した一冊。60年の歴史を持つ老舗、アキレスにおいて、なぜ「左右非対称」の靴底という斬新なアイデアが生まれたのか、ドキュメントタッチで迫ったもので、ノウハウとしても読み物としても、読ませてくれる内容です。「運動会」を十三年間撮り続けて気づいたデザインの変化、子2013/07/11

えがお

7
現在小2と年長の我が家3人の子ども達も、「この靴じゃなきゃヤダ」と絶大人気の瞬足。低迷した靴メーカーの会心ヒットが、今や関連商品や大人用靴まで展開する「ブランド」に育つまでの軌跡が開発チーム自身で書かれる。10年以上、ディズニーランド入口や運動入場門で子どもの靴を撮り続ける地道な努力がヒット生んだんだなと( ゜Д゜) ムホー 2000年初頭「瞬足」キッズだったことも達が親になる時代。親子二代で履く時代にらみ、お父さん達にもコーナー曲がりやすい靴販売しているそう!お父さん達要チェック!2013/10/25

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