内容説明
その写真、大丈夫ですか?スマホ・SNS時代だから起こる本当に怖いトラブルを事例で紹介!「一瞬のシャッターチャンス」を「一生の後悔」にしないために―。だれもが知っておきたい著作権のコワイ話満載!
目次
第1章 撮ってはいけない(子どもを無断撮影;自撮り写真の写り込み ほか)
第2章 使ってはいけない(コピペ論文;ブログで本を紹介 ほか)
第3章 歌ってはいけない(店でCDを流す;路上ライブ ほか)
第4章 真似てはいけない(替え歌・ものまね;参考書と塾の教材 ほか)
『撮ってはいけない』かんたん用語辞典
著者等紹介
飯野たから[イイノタカラ]
山梨県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。銀行、出版社でのサラリーマン生活を経て、1982年からフリーライター。1990年『巨大銀行の罠・銀行検査官(ペンネームTAKARA。日本文芸社)』で劇画原作デビュー
紺野礼央[コンノレオ]
弁護士・弁理士。兵庫県生まれ。2016年に小野・紺野法律事務所を開設。インターネット上のトラブルや知的財産権に関する問題を多く扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
53
2017年11月発行。第1章:撮ってはいけない(子ども、芸能人、ライブ、本、レストランの料理、オークション用の写真など)リベンジポルノ、万引き犯の顔写真について。第2章:使ってはいけない(コピペ論文、ブログで本を紹介、雑誌記事のコピー、ウェブ地図、詩人の詩に曲、ゲームの必勝ソフトなど)ネタバレサイトについて。第3章:歌ってはいけない(店でCDを流す、カラオケ大会、文化祭、動画投稿、葬儀場など)カラオケ動画の投稿について。第4章:真似てはいけない(替え歌・ものまね、模倣マスコット、同人活動など)▽暗黙も多い2020/01/06
hundredpink
40
この本を読んだ結果プロフ画像を変えました。2018/08/02
あっか
37
本の撮影、背景の写り込み、動画、SNS投稿等々…スマホ社会あるあるなやっちゃった事例が満載で、改めて著作権や肖像権の勉強に物凄くなった!でもたまたま運が良ければ…とか、厳密に言えばNG…とか、結局やっていいのか悪いのかどっち?ということが多い印象。やっぱり誰からもつつかれず堂々と発信するためには、グレーなことはしないのが吉だなと。法律的には良いけどマナー的にNGの場合も多々あるし。一億総メディア時代、法律の方が追いついていないような気はする…手元に置いておいて、この場合はどっちだったけ?と確認したい。2018/04/21
こうちゃ
19
☆3 第1章 撮ってはいけない 第2章 使ってはいけない 第3章 歌ってはいけない 第4章 真似てはいけない スマホ・SNS時代だから起こる本当に怖いトラブルを事例で紹介!「一瞬のシャッターチャンス」を「一生の後悔」にしないために―。だれもが知っておきたい著作権のコワイ話満載。背景に写りこんでいる人物には肖像権の侵害にはあたらないということに少し驚く。2018/05/23
ショコラテ
17
スマホ・SNS時代のルールとマナー、著作権についての本。弁護士監修なので本当。とても勉強になったが、第4章 真似てはいけない の同人活動のところ、『原作者などの許可をもらうのが原則』とあるが、これって…雉も鳴かずば撃たれまいじゃないのか…。ネズミー等以外はジャンルの活性化にも繋がるから黙認のところが多いと思うけど、それはあくまでも黙認であって「二次創作してもいいですか?」って聞かれたら、「やめてください」と言うしかないのでは。申告されたら知らんぷりできないもん。まぁ法律的にはね…正しいんだろうけど…。2018/06/05