内容説明
福祉や援助という立場から、自閉症とアスペルガー症候群を同一の地平で論じてきた堅実なイギリスの地に花咲いた、アスペルガー症候群に的を絞ったブリーフな精神療法は、肥大して収拾の付かなくなっている我が国での発達障害の臨床に、明確な将来像を予告する、パワフルな光の矢を放つ。
目次
第1章 はじめに
第2章 解決志向アプローチ―理念と技法
第3章 自閉の特性と解決志向セラピー
第4章 すべてを繋げて考える
第5章 日常生活での解決志向アプローチ
第6章 七人の事例と親睦会
第7章 実践のための資料
著者等紹介
桐田弘江[キリタヒロエ]
1967年鹿児島県生まれ。1989年広島大学学校教育学部卒業。1991年広島大学大学院学校教育研究科修士課程修了。現在、愛媛大学総合健康センター相談員、臨床心理士
石川元[イシカワゲン]
1948年名古屋市生まれ。1976年東京慈恵会医科大学卒業。現在、香川大学医学部附属病院子どもと家族・こころの診療部教授、精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。