出版社内容情報
「“ブランディングが大事”とわかっていても、現実的なイメージが湧かない」「実際には上手くいかない」ということはありませんか。本書では様々な会社が直面しやすい問題について、ブランディングとマーケティングの見地から、解決法をQ&A形式で紹介。「自社の強みを押し出したのに売れない」「手強い競合への対抗策が思い浮かばない」「先細りの業種でどう付加価値を見つけるか」など状況別に、考え方のポイントや起こすべき行動を解説します。自分ならどう対処するか?と考えながら読むことで、ブランド作りの極意を楽しみながら掴めます。ビジネスパーソンの教養本としても、おすすめの1冊です。
内容説明
「推される」ものに変わる。リアルな対策とNGポイント。イオン、マツキヨのPB再生に貢献したコンサルタントが解説まとめました。
目次
1 ブランディングで陥りがちなワナ(強みの分析 自社の「強み」を押し出したのに、売れないのはなぜか―売れる当てが外れたとき見直すべきこと;インサイト 「お客様の声」は、どこまで信じるべき?―顧客心理(インサイト)を考えるときの大前提
パクりの代償 非難があっても、売れるが勝ち?―「それなりに売れているパクり製品」は再構築すべきか ほか)
2 大手や競合に負けない極意(デザインのツボ パッケージデザインを決めるときのポイント―ターゲットが求める価値は何か?;値下げ判断 納入先から「値下げ圧力」があったとき―値下げしたらどうなる?;価格競争 手ごわい大手が近くに来たらどうする?―“チェリーピッカー”に惑わされるな! ほか)
3 差別化を成功させるポイント(提供価値の再考 ドリルを売るには○を売れ!?収益化できる付加価値を探せ―「真のニーズ」を見直すことで、新たな収入源が浮かび上がる;ポジショニング 小規模事業のポジション取りの秘訣とは―個人店が生き残るための考え方;親ブランドの力 親ブランドの認知度は活用するのが正解?―新しい層に売りたいとき、親ブランドの力は役立つか ほか)
著者等紹介
乙幡満男[オトハタミツオ]
1974年生まれ。株式会社ブランドテーラー代表取締役。日本マーケティング学会会員。日本ブランド経営学会会員。大学卒業後、メーカーにて商品開発を担当。数多くのヒット商品を世に出し、特許も取得。米国クレアモント大学院大学ドラッカースクール卒業(MBA)ののち、米系コンサルティング会社で、イオンのPBのブランディングに従事。2014年マツモトキヨシに入社。同社のPB「matsukiyo」など新しくブランドを立ち上げた。ブランド全体の売上・利益向上に貢献し、世界最大手のブランドコンサルティング会社が主催する「Japan Branding Awards 2018」最高賞受賞に導いた。2018年にブランド開発及び商品開発のコンサルティング会社を創業し、現在、大手流通やメーカーなど様々な企業のブランドコンサルタントとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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