出版社内容情報
ワークライフバランスの先駆者が「私の仕事術の中心にある」と強調する「考えてから動く」術を説く。「すぐ動ける自分になりたい」という人は多い。しかし著者は「すぐ動いてはいけない。考えてから動きなさい」と語る。考えるのは、1)そもそもその仕事・作業は必要か 2)自分がやるべき仕事か否か。部下や取引先、上司がする方が効率的ではないか 3)より良いやり方はないか 4)それぞれの仕事の「重要度」と「かけている時間」がきちんと比例しているか、の4点。会議の資料、ルーティンの出張など、膨大なムダを削減し、限られた時間で大きな成果をあげてきたワークライフバランスの先駆者が「私の仕事術の中心にある」と強調する「考えてから動く」術を説く。
佐々木常夫[ササキツネオ]
1944年秋田市生まれ。69年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。初めて課長に就任した84年に妻が肝臓病に罹患。その後、うつ病も併発し、計43回に及ぶ入退院を繰り返した。 すべての育児・家事・看病をこなすために、毎日6時に退社する必要に迫られる。家庭と仕事の両立を図るために、「最短距離」で「最大の成果」を生み出す仕事術を極めるとともに、部下をまとめ上げるマネジメント力を磨き上げた。 そして、プラザ合意後の円高による業績悪化を急回復させる「再構築プラン」のほか、釣具業界の流通構造改革、3年間で世界各国に12件、計約1000億円の設備投資を実行するグローバルオペレーションなど、数々の大事業を成功に導く。 2001年、同期トップ(事務系)で東レの取締役に就任。03年より東レ経営研究所社長、10年に同研究所特別顧問となる。社長に就任した頃から妻のうつ病は回復に向かい、現在は快癒。強い絆に結ばれた家族と幸せな生活を送っている。 経団連理事、政府の審議会委員、大阪大学客員教授などの公職もも歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在である。
内容説明
成果もスピードも3倍になる「戦略力」の磨き方。
目次
1章 いきなり走り出してはいけません
2章 考えてから動く。スピードと成果が変わる
3章 価値ある情報を見抜き、生かすヒント
4章 時間を味方につける戦略を考える
5章 人に強くなるコミュニケーションの習慣
6章 こういう仕事では「すぐ動く」が必要になる
7章 正しい自己愛が人を成長させる
著者等紹介
佐々木常夫[ササキツネオ]
1944年秋田市生まれ。69年東京大学経済学部卒業、東レ入社。2001年、同期トップ(事務系)で取締役に就任。2003年より東レ経営研究所社長、2010年に同研究所特別顧問となる。佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表。経団連理事、政府の審議会委員、東京都男女平等参画審議会会長などの公職も歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ロバート・カワサキ
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