青春文庫<br> 親が与えている愛 子どもが求めている愛―「いい子」は、なぜ幸せになれないのか

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青春文庫
親が与えている愛 子どもが求めている愛―「いい子」は、なぜ幸せになれないのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784413096379
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0195

出版社内容情報

親と子の気持ちのすれ違いからストレスがたまっていく心理を分析し、本当に子どもを幸せにする愛情のかけ方を説く。

現代の「家庭崩壊」問題の本質!真面目な少年が問題を起こす心理、明るい子がある日心を閉ざして引きこもる理由…「いい子」はなぜ幸せになれないのか?親と子の気持ちのすれ違いからストレスがたまっていく心理を分析し、本当に子どもを幸せにする愛情のかけ方を説く。ずっと「いい子」だった子どもと大人のための心の処方箋。

【著者紹介】
1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、早稲田位大学名誉教授。ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員。日本精神衛生学会顧問。ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」レギュラーパーソナリティ。『自分に気づく心理学』『心の休ませ方』など、心理的側面からよりよい生き方のヒントを与える著書多数。

内容説明

素直で明るかった子が、ある日心を閉ざして引きこもる。真面目でおとなしい少年が突然、豹変して問題を起こす。真面目なビジネスマンが家庭で暴力を振るう。真面目な主婦がうつになる―こうした家庭崩壊の大きな原因の一つに「いい子」の問題がある。親子の気持ちは、どこですれ違ってしまったのか。本当に子どもが求めていることは何か。ずっと「いい子」できた子どもと大人のための心の処方箋。

目次

第1章 親には見えない隠れた“こころ”に気づく
第2章 本当は怖い子どもの心理
第3章 親の期待が荷重になる子 励みになる子
第4章 親子の気持ちは、どこですれ違ってしまったのか
第5章 挫折していく「いい子」たち
終章 こんな愛が子どもを幸せにする

著者等紹介

加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授。ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員。日本精神衛生学会顧問。ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」レギュラーパーソナリティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

99
無条件で愛した・・と親は言う。無条件に愛されたと子どもは感じているかー80過ぎの母に聞いてみたいが、多分どうだったろうねぇと、忘れたわと言うだろう。生きるだけに精いっぱいなそんな時代だった。今、我が子に聞いてみる自信は無いがきっと、「はぁ?」と笑い飛ばされるかもしれない。そうなんだ。ここははっきりと、「この本が全てでは無い」とだけ言いたい。そう思うのは私が親だからか・・この本はちょっと危ない。2016/10/10

*すずらん*

68
読んでいる間苦しかった。単文で非常に分かり易く書いてあるのに、その内容量は圧倒的で、一気にこの重さは受け止められないと判断した私は少しずつ読む事で受け止めようとしました。しかし読み始めてすぐに、自分が秘めていた確信をドンと突かれてしまう。胸に血が滲み、痛くて本を閉じる。その連続でした。作者は私の人生をフィルムで観て、客観的な意見を述べているのかと疑うほど。知らないとは言わせない。知っている筈だと突き詰められる。この本は万人の為の作品ではなく、タイトルを読んで惹き付けられた人だけが読めば良い本だと思います。2016/09/12

イカカイガカ

6
子どもの幸せを本当に願って愛を注いでいるのか? 実は自分の欲求を満たす、あるいは不満を解消する心理から生まれている行為を愛情と偽っていないか? 親の中には後者のような者がけっこう存在する。そうすると子どもの心に大きな負担がかかり、歪みを生じさせる。改めて、社会にしっかりと認識されてほしいと思う。〈聞いてあげることの大切さ。聞いてあげるか、聞いてあげないかで、子どもにとって世界は敵対的にもなり、友好的にもなる〉〈子どもの不安の発生原因のひとつは、「あなたが良い子でなければ愛さない」という親の脅しである〉2016/04/21

りえりん

5
満足してリンゴを人にあげるのか、あげたくないのに好かれたくて人にあけるのか。行為は同じでも問題なのは動機。2016/12/03

おすし

5
反抗しても見捨てられないという安心感があるからこそ反抗することができる。「イヤだ」と言える安心感が優しさを育み、自然体でいることを可能にさせる。自分が不機嫌でいられる場所がある人は幸せなんだと思う。2016/05/20

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