いい女だからワルを愛する―あるいは「いつもいい女を連れていた男の日記」

いい女だからワルを愛する―あるいは「いつもいい女を連れていた男の日記」

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413070317
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

目次

はじめに その男は、ウソとキスが上手な男だった
1 最初の毒薬(長続きするには、愛するものを裏切り続けること。;女に殴られがいのある男になる。;待ち合わせに遅れてくる女は寂しがり屋なのだ。 ほか)
2 第2の毒薬(酒の力を借りなければ口説けない男に、女を口説く資格はない。;嫌われ者に、美人あり。;地獄を経験すればどこに行ったって天国。 ほか)
3 第3の毒薬(お店を100軒知ってるより、一品の料理が自分でできたほうがいい。;肖像画を描くということは、モデルとの間の子供を産むこと。;たった一人の読者のために書いている。 ほか)
4 第4の毒薬(思い浮べられてオナニーされるのは、いい女の誇り。;とりあえず、握らせてみよう。;電話番号なんか聞かずに、今日の終わり時間を聞くのだ。 ほか)
5 第5の毒薬(オレの仕事は、いい女のいいところを見抜いて教えてやること。;オレはおいしい仕事しかしない。楽ではないけど、楽しい仕事だ。;ヘアヌードより、キスシーンのほうがセクシーだ。 ほか)
6 最後の毒薬(オマエを抱いたまま12階まで上がる。;女が涙を見せるのは、好きな男の前だけ。;これが最後かもしれないという覚悟でする。仕事もセックスも。 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MxTx

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時間をやりくりして会う時間を作る。他人の前では忙しいとは言わない。会っている間は仕事のことは忘れている。プライドを捨てきれないのは、相手を愛するより、自分をかわいがっているということ。100回断られても誘う。欲望はあるが、何が欲しいか具体的にはよくわからないなどという寝ぼけたことをいっているうちは、そんなものは欲望ではない。定住したら田舎者。死ぬまで一緒なんていう保険をかけて安住しないことによって、オマエがオレの故郷であり、旅の途中であり、最期の地となる。いいもの、欲望を否定してはいけない。2015/06/20

まな坊

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人間は、金や名誉のために生きているのではないでしょう?確かにそうだ。 表参道の豪邸に住んで、ジャガーに乗って、いい女と付き合って。それで幸せが得られるものではない。でも、勘違いしてはいけない。いい家に住んで、いい車に乗って、いい女と付き合うことを否定してはいけない。いい家に住んで、いい車に乗って、いい女と付き合って、初めて、それだけでは得られないものがあるということに気がつくのだ。それでも得られない何かがあるということを知るために、まず、いい家に住んで、いい車に乗って、いい女と付き合おう。2010/01/13

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