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内容説明
なぜ人は、念仏を称えるだけで救われるのか!阿弥陀如来の救いの本質に迫る。
目次
第1部 親鸞の生涯(いま、なぜ親鸞なのか;誕生と比叡山での苦悩;法然のもとへ;越後へ;東国常陸へ ほか)
第2部 親鸞の教え(親鸞の教え;いまに伝えられる教えとその拡がり)
著者等紹介
加藤智見[カトウチケン]
1943年、愛知県尾西市(現一宮市)の真宗大谷派光専寺に生まれる。1966年、早稲田大学第一文学部卒業。1973年、早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。早稲田大学、東京大学講師などを経て、東京工芸大学教授。現在、東京工芸大学名誉教授。同大学・同朋大学非常勤講師。光尊寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sonohey
1
親鸞の生涯と浄土真宗の歴史がコンパクトにまとめられている。父の悲願であった、僧侶としての出世の道を絶たれた絶望が、親鸞の思想を決定づけたのは間違いない。そのときの彼には、自己の正当化、あるいは自己を含めた既存の価値観(天台宗)の否定のため、新たな宗教(浄土宗)を求めざるを得なかった。こう書くとルサンチマンの塊のような男だが、宗教とは現世で自我を通せない人間が心の平安を得るためにすがるものだろう。そうであるなら、哲学の面から浄土真宗を考察したという清沢満之や、自我を通してしまった一向一揆は興味深い。2015/02/19
ゆか
0
この本を手に取ったきっかけは叔父の急逝の際、葬儀屋さんに宗派を尋ねられたけど誰も把握していなかったこと。仏教や他の宗派についても知りたくなった。2017/04/25
itsumiKshi
0
宗教礼賛色強め。2021/12/30
史
0
新書であれど、中々。自力の先に他力がある。2019/12/31