出版社内容情報
親として、どんな言葉をどのように言ってあげられるか。それが、子どものその後の心に大きな影響を与えてしまう決め手となるのです。子どもは、傷ついたとき、つらいとき、苦しいとき、迷っているとき…親が何を言うか、よく見ています。いつもと様子が違うときに親は、子どもの気持ちがわからず、何をどう言ったらいいのか考えてしまうものです幼児期、小学校、中学校……その時期、その瞬間に必要な言葉があるので、タイミングを間違えると取り返しがつきません。親として、どんな言葉をどのように言ってあげられるか。それが、子どものその後の心に大きな影響を与えてしまう決め手となるのです。
諸富 祥彦[モロトミヨシヒコ]
著・文・その他
内容説明
心を支えたい、励ましたい、勇気づけたい…幼児期から思春期まで、そのとき親ができる言葉のかけ方とは!?3000人の親子を救った超人気カウンセラーの実際のアドバイス。
目次
第1章 傷ついた子どもに言葉をかけるとき―基本的な心がまえ(子どもの世界には、「傷つき」や「つまずき」の危険がいっぱい;お子さんの発する、心のSOSサインの例 ほか)
第2章 子育てには3段階でギアチェンジが必要です―「0~6歳」「6~10歳」「11~28歳」という3つのステージ(子育てにある、3つのステージ;「どうしてこんなことするの!?」2~3歳の第一反抗期はたいへん ほか)
第3章 幼児期から大切にしたい子どものこころの受け止め方―「心の土台づくり期」だからこそ、愛情たっぷりに(男の子がイライラして、モノに当たっているときは?;何かとても「ショッキングなこと」があったときは、「大丈夫だよ。いつも側にいるからね」と安心感を与えましょう ほか)
第4章 悩みを抱えている「小学生・中学生」にどんな言葉をかけますか―「しつけ期」「自分づくり期」の“自然回復エネルギー”を活性化させましょう(いじめられたら、すぐに担任に相談を。親は「私は絶対にあなたを守る」と安心感を与えましょう;どうやら、うちの子が「いじめ」をしているみたい。そんなとき? ほか)
第5章 思春期特有の悩みを持つお子さんにかけたい「このひと言」―学校の先生とうまく協力していく秘訣はこれだ!(LINEに悪口を書き込まれたお子さんを催眠状態から解くコツ;「大事な試合」に失敗してしまったら、まずは一緒に悔しがってあげること ほか)
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
明治大学文学部教授。臨床心理士。上級教育カウンセラー。教育学博士。千葉大学教育学部講師、助教授を経て現職。児童相談所、大学付属の教育相談センター、千葉県のスクールカウンセラー等、子どものことで悩む親のカウンセリングを30年近く行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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