出版社内容情報
世界中で大論争を巻き起こしているトマ・ピケティ『21世紀の資本』を読み解くためにも押さえておきたいもの。
なかなか給料が増えないのはなぜか、なぜ格差が広がるのか……いまの現状の訳を知り解決策を考えるためには、資本主義のシステムを解き明かす『資本論』が役に立ちます。世界中で大論争を巻き起こしているトマ・ピケティ『21世紀の資本』を読み解くためにも押さえておきたいもの。とはいえ『資本論』は難しすぎて手がでない、挫折したという人も多いでしょう。そこで本書では、いま再び注目されること必至の『資本論』をまんがと図で解説。これなら誰でもざっくりわかる一冊です!
【著者紹介】
1952年、宮崎市生まれ。神奈川大学経済学部教授。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。著書に『超訳「資本論」』(祥伝社)、『一週間 de資本論』(日本放送出版協会)、『マルクスだったらこう考える』(光文社)などがある。
内容説明
ラーメン屋「トントンケン軒」で元気に働く高橋ひがしに、厳しい現実が待っていた。さらなるコストカットのため、時給を下げるか、辞めさせられるというのだ…なぜ頑張っても報われないのか、解決の糸口はどこにあるのか、ヒントは150年前の『資本論』にあった!―まんがと図解で『資本論』をまるごと理解できる一冊!
目次
第1章 『資本論』はどうやって生まれた?(ところで『資本論』ってどんな本?;『資本論』を書いたマルクスってどんな人?;マルクスのここがすごい!1 哲学者としての横顔;マルクスのここがすごい!2 革命家・ジャーナリストとしての横顔;マルクスのここがすごい!3 経済学者としての横顔)
第2章 ざっくりわかりたい人のための『資本論』入門(そもそも商品の「価値」ってどうやって決まるの?;商品の価値はどうして「お金」で表されるようになった?;お金は商品と一緒に生まれる双子の兄弟?;ところで「お金」っていったい何モノ?;「お金」はどこで「資本」に変わる? ほか)
著者等紹介
的場昭弘[マトバアキヒロ]
1952年、宮崎市生まれ。神奈川大学経済学部定員外教授。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。中学生のころにマルクスの『資本論』に出会い、以後40年マルクスの研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シュラフ
まる
Jun Masuno
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