「はやぶさ」式子育て法

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784413038324
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0030

内容説明

子どもの“創造力を育てる”目からウロコの教育論!!

目次

「学びのプロ」を育てない
「変人教育」のススメ
宇宙飛行士を目指さない
教育・子育ては加点法で
教師もブレインストーミングを
家の壁にかけた一枚の絵が子どもの将来を変える
コツコツ努力を続けるな
ピラミッドを建てようとしないで塔を建てろ
ルールは破るためにある
三日坊主でかまわない
「拾い読み」と「積ん読」のススメ
「折れない心」だけで結果は出せない
口答えができる生意気な子に育てよう
受験はチャレンジではない
できない理由より、できる理由を見つけよう

著者等紹介

川口淳一郎[カワグチジュンイチロウ]
1955年、青森県生まれ。宇宙工学者、工学博士。京都大学工学部機械工学科を卒業後、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻に進学。83年、同博士課程を修了後、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任。88年に助教授就任を経て2000年に教授に就任。ハレー彗星探査機「さきがけ」「すいせい」、工学実験衛星「ひてん」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、「はやぶさ」ではプロジェクトマネージャーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

9
宇宙飛行士をめざすより、はやぶさのプロジェクトで世界初のアイデアを出す人材を…ということで、普通の子育て本とは割と逆のことが書いてあります。「協調性がないと通知表に書かれたらほめよう」「嫌いなことは三日でやめよう」「口答えができる子に育てよう」…ははは、うちの場合はこっちのほうが気が楽かも。まあ~、この先生の場合、JAXAに入れるくらい優秀なのはデフォルトで、さらにプラスでってことだと思いますけどね~。2012/05/13

Echo

3
子供だけじゃなくて自分にも非常に役に立つ本でした。三日坊主でいい。うんうん。興味のあることは放っておいてもやるし、やりたくないことを続けてたってどうせそこそこぐらいにしか結果を残せないだろう。大事なのは、やりたくないけどやらなきゃいけない事もある。これをダラダラやらずに飽きてもやれる限界の3日でやる!ということ。3日我慢をちょこちょこ続けて、あとは自分の好きなことをする。親として気をつけようと思ったのは、親の安心や便利のためのルールを過剰に作ったり、約束をしないこと。できる理由をひたすら考えること。2019/12/26

Ashow

3
「ただ教科書どおりの勉強さえしておけばいい」といった日本の教育を真っ向から否定して、「子どもはどうあるべきなのか」ということについて語っている本。「なぜダメなのか」ではなく、「どうしていくべきなのか」ということを主に書いているので、中々見どころがある。子育て中の親だけでなく、今まさに勉強している学生でも読む価値は十分にあると思う。2013/06/29

旅行人

3
「コツコツ努力を続けるな」「ルールは破るためにある」「折れない心だけでは結果は出せない」「口応えができる生意気な子に育てよう」。万人受けはしない考え方かもしれないが、少なくともはやぶさ、川口教授に感動を覚えた人はこの言葉の意味をよく考えてみて欲しい。これからの日本を作っていくのはこんな人たちなのです。2012/08/22

あさこ

2
「正しい技術と計画の上に成功があった」これにはっきり言及したひと、これまでいたかな?!運が良かった、周りのおかげである、そういうコメントの陰で言われないが第一線を走る人は皆知る真実だと思う。現実的でオリジナリティにあふれる快著である。2012/11/30

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