内容説明
家族の「あのひと言」がなければ、私は生きていなかったと思う。左乳房の全摘出手術、襲ってきた「うつ」、家族崩壊の危機…どん底の私を救ってくれた家族の絆とは。
目次
はじめに 六十歳を超えられるとは思っていなかった私―がんとうつの苦しみを乗り越えて
1章 もう、この子と一緒に死のう!―息子の難病をきっかけに、見失い始めた自分
2章 えっ、なんで私が乳がんに!?―どうしよう、家族を残して私は死ねない!
3章 襲ってきた「うつ」との闘いの日々―「死にたい、死にたい」という心の叫び
4章 その苦しみを乗り越えて―どん底の私を救ってくれた家族のひと言
5章 やさしさだけが“絆”じゃない!―家族の試練に打ち勝つために…
6章 老いを寄り添って生きる―たとえ二本のレールは交わらなくても
終章 生き抜くことこそが誉れ!―いつまでも感謝する心を持ち続けて
著者等紹介
音無美紀子[オトナシミキコ]
女優。1949年東京生まれ。66年に劇団若草に入団し、67年『でっかい青春』でドラマデビュー。TBSのテレビ小説『お登勢』のヒロイン役で一躍脚光を浴びる。『男はつらいよ寅次郎紙風船』『おんな太閤記』『独眼竜政宗』『沈まぬ太陽』など、数々の映画、TVドラマ、舞台で活躍。76年に俳優・村井国夫と結婚、一女一男をもうける。娘の村井麻友美も女優として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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