世間の捨て方―日本がどうなっても楽しく生きるテクニック

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413037433
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

日本は、わたしたちはこれからどうなるか…ひろさちやの大予言。

目次

1章 「がんばればよくなる」の馬鹿馬鹿しさ(狂っているのは世間です;「ポジティブシンキング」の嘘;競争原理に仕組まれたカラクリ)
2章 金持ちになんてならなくていい(欲望の時代の終わり;「資本主義」はいつどのように滅びるか)
3章 働きながら「出世間」するテクニック(「世間」という脱線確実な列車から降りよう;人生は努力でコントロールできない;「即今」「当処」「自己」という智慧)
4章 家を「城」にすれば楽しく生きられる(とにかく家族と時間を共有する意味;家族にしかできない教育がある;世間から家族を守る方法)
5章 問題は解決しなくていい(都会で「世間」を捨てる術;「でたらめ」の素晴らしさを知る;プロフェッショナルをめざす愚かさ)

著者等紹介

ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年大阪生まれ。東大文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程修了。気象大学教授を経て、大正大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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山下哲実

8
図書館本にて読了! こんなモノの考え方をする人も居るのかと思いながら読ませて頂きました、面白かったです(^^)2022/10/12

バーベナ

5
明日への不安が抑えきれなくなったときに目に付いた本。現状、無職を抱える身としては、もうこの社会から降りてしまおうと思ったりもする。確かに、うまくいかない日々を「明日できることは明日」と笑ってすごすことが家庭を運営する上で大切なのは身にしみているし、もう、そうするしかない。ただ、清潔な衣服と住居、最低限の食事だけは守りたいと思う。まだまだ、煩悩にとらわれておりますな。2012/02/05

村越操

4
不透明な時代、こんな考え方もあるんだとなぜか心が軽くなり、勇気が出る内容。現在の資本主義に懐疑的な私には、非常に好きな考え方です。<ためになった言葉>世間の物差しなど、時が過ぎればコロコロ変わってしまうもの/出世間のコツ、将来なんか一切考えない/肉体は会社にあっても、精神まで会社に置くな/精神的な居場所は家庭にある。/嫌なやつはいるのが当たり前。あなたの周囲の人が、みんな気の合う人ばかりだったらつまらないでしょう/周囲と比べることによってお金がないという認識が発生する。他人と比べることが諸悪の根源2012/07/07

トダ―・オートマタ

3
今の競争原理を真っ向から反対している本。2011/02/13

亀之助

1
頑張れば人生がばら色になるなんては、ウソとのこと。資本主義の言いなりなるとへこむ。金なんてなんとかなる。2010/08/24

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