アドラー博士が教える「失敗に負けない子」に育てる本―自分で考え、イキイキ挑戦する力がつくヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413034746
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

内容説明

アドラー心理学では、失敗を「悪いもの」ではなく、むしろ「大切な体験」ととらえる。とくに子どもにとっては、失敗は成長するための大きなチャンス。失敗を叱るのではなく、かといって放っておくのでもなく、「うまくいかなかったね」「残念だったね」と失敗を受け入れた上で、「次はどうすればうまくいくかな?」と子どもに考えさせ、迷惑をかけたときの責任のとり方を教えることが大事である。本書では、子育てのかなめとも言える「上手な失敗のさせ方」について述べている。小さな失敗をもとに子どもを大きく伸ばすための、考え方や具体的なノウハウを紹介する。

目次

序章 「失敗に負けない子」と「失敗を恐れる子」の大きな違い
1章 ただ「叱る」より、次への「やり方」を教える
2章 “やる気と才能”を引き出す言葉の魔法
3章 こんな親の支えで子どもはイキイキと挑戦する
4章 どんな体験もすべて「成功」につながる習慣術
5章 アドラー博士の“失敗を生かす子育て”の教え

著者等紹介

星一郎[ホシイチロウ]
心理セラピスト。1941年東京生まれ。東京学芸大学卒。都立梅ヶ丘病院精神科心理主任技術員を経て、都立中部精神保健福祉センター勤務。その後、財団法人精神医学研究所兼務研究員、日本アドラー心理学会評議員などを歴任し、現在、子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表のほか、IP心理教育研究所所長を務める。専門は個人カウンセリング、個人心理療法。オーストリアの精神科医アドラー博士が提唱した「アドラー心理学」を取り入れた子育て講座や子どもへの対処法には定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

24
アドラー博士関連本はたくさんありますし、根底に流れる信念もシンプルなんですが、どの本を読んでも前向きになれて好きです。「ほめるというより、認めよう」この姿勢は子どもだけでなく、社会とのかかわりにも使えると思う。ま、過程自体が最小の社会のですからねえ。ここでうまくできると色々応用ができるわけですから、娘にも考える基礎になってもらえれば…と。「自分で考えられる、簡単には折れない、人生を楽しめる人」自分もそうでありたいし、娘さんにもぜひ人生を楽しんでいただきたいです。2018/05/28

しぃ

8
アドラー本、岸見さん以外の本も読んでみたくて手に取りましたが…子育て本としてはこちらの方が具体的で分かりやすかったです。こうする例が多いですがこうしたほうがいいよという書き方なんですが、その書かれている例のあるあるっぷりがスゴい!どこかで見てました?ってくらい(笑)これはまた折に触れて読み返しておきたいな。2015/07/17

あみあみ

2
自分の、親としての失敗例ぶりに笑ってしまうほどでした^^;まず自分が成長しないといけないな、とも考えさせられました。きっとすぐに内容を忘れてしまうでしょうが、自省するために時々読み返したいと思います。2012/10/15

くまさん

1
子育ての基本が満載。ただしかるより,次への「「やり方」を教える。そして,子ども自身に選択させることの大切さを学んだ。折に触れて,読み返したい本だ。2014/01/25

ヒトミンハルリン

1
失敗は黄色信号。どう扱うかによって赤にも青にもなる。失敗するのはダメではない。失敗は誰でもする。子どもの毎日は、新しい挑戦と失敗の連続。失敗してきつく叱られた体験を持つとすっかり自信をなくし新しいことに踏み出せなくなる。「うまくできなくてもお母さんはあなたが大好きで、応援している。今度はうまくできるといいね」という姿勢が子どもの力になる。 ②「ごめんなさい」より責任の取り方を教える。謝ると同時に「これあからどうするか」を行動で示すことが必要で、それが責任をとるということ。「ダメ」と禁止するより「次はどうす2013/02/18

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