二番手を生ききる哲学―信念の武将・藤堂高虎が身をもって示したもの

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413033527
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、戦国から江戸にかけての不安定な時代に、あえてトップに立たず、二番手を貫き、最後に夢を結実させた信念の武将・藤堂高虎の生きざまを通して、男の器量を問いかける渾身の書き下ろしである。

目次

1 青雲の志
2 二番手主義
3 天下騒乱
4 乾坤一擲
5 夢の結実

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年東京生まれ。東京都庁にて、広報室長、政策室長等を歴任後、79年に退職。以後は執筆活動に専念し、数々の話題作をあらわす。第43回芥川賞候補。99年春の叙勲では勲三等瑞宝章に選ばれる。歴史を題材に、現在に通じる組織と人間の問題を浮かび上がらせる手法で、小説・ノンフィクションを問わず、多くの読者の支持を得ている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hisaos

1
生涯で主を七人変えた藤堂高虎が、兄秀吉の影として振る舞う豊臣秀長から徹底して主君の身になり行動する姿勢を学び、後に徳川政権下の大名として別格譜代の地位を占めつつ、あえて時の権力者の臣下の「トップグループ」から身を引き「二番手グループ」に居続けることで自分が本当にやりたかった「平和な城下町や国を作る」ことを実現させていくまでを語る時代小説仕立ての本。 なにかと一番になれと言われる現代だが、あえて一歩引くことの有効性、そして一歩引きつつやりたいことをやれる地位を占める難しさを感じ取ることができた。2014/12/14

bayashi

1
さすがにゴマすりしすぎだけど有能な人がひいきされるのは悪くないな。そもそも人の心が読めるようになるのは大事だから見習いたい。また死ぬ気で働く中で本当の夢が見つかり、機会もできてくるものだと感じた。2012/12/24

Ryuji

0
★★★★

高嶋 真也

0
二番手という生き方を全うした藤堂高虎のことが書かれた本。 本当にやりたい目的は持ちつつも、ひたすらに目の前の仕事に全力を注ぐ、生き方に感銘を受けた。2020/04/29

ひよこ

0
常に一歩引く姿勢2018/09/20

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