内容説明
図と最新データで読み解く、中国の「いまの動き」と「これからの狙い」。
目次
第１部 軍事・外交―中国は東アジアの覇権を奪うのか（アメリカとの関係１―対テロでアメリカと連携する中国のしたたかな外交戦略；アメリカとの関係２―経済分野の緊密化により相互依存が進む米中関係 ほか）
第２部 政治―１３億人民を率いる共産党の国家戦略（中央政府の統治機構―中国に議会制民主主義が生まれる可能性はあるのか？；中国共産党の地位とその変化―中国共産党とはどのような存在なのか？ ほか）
第３部 経済・産業―「世界の工場」が目論む次のステップ（中国の経済成長―外資導入で経済成長を遂げた中国の「大中華圏」戦略とは？；中国の経済戦略―中国は「世界の工場」を今後も維持できるのか？ ほか）
第４部 環境・社会―急成長でもたらされた「負の遺産」（中国の環境問題１―経済発展の代償として止まらない環境汚染；中国の環境問題２―本腰を入れはじめた中国の環境汚染防止対策とは？ ほか）
著者等紹介
蟹瀬誠一［カニセセイイチ］
ジャーナリスト。明治大学国際日本学部長。１９５０年、石川県生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、米ＡＰ通信社記者、仏ＡＦＰ通信社記者、米ＴＩＭＥ誌特派員を経て、９１年にＴＢＳ『報道特集』キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。東欧、ベトナム、ロシア情勢など海外ニュース中心に取材・リポート。国際政治・経済・文化に詳しい。現在は『経済討論バトル頂上決戦』（朝日ニュースター）や『賢者の選択』（ＢＳ朝日）のメインキャスター。『スーパーニュース・アンカー』（関西テレビ）レギュラーコメンテーター。カンボジアに小学校を建設するボランティア活動や環境ＮＰＯ理事としても活躍。２００４年から明治大学文学部教授にも就任し、２００８年より国際日本学部長に就任する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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