出版社内容情報
婚姻、教育、政治から文化、原住民まで、計72のトピックを台湾のジェンダー研究者が最新の成果をふまえて解説。既刊『中国女性史入門』の台湾版。
内容説明
日本統治期以前も以後も、政治、経済、文化の多岐にわたって密接な関わりをもちつづけてきた台湾。歴史に翻弄された女性たちが、セクシュアリティやジェンダーをどのようにとらえ、様々の困難をのりこえようとしてきたか、台湾の研究者が最新の成果をふまえて解説。コラムのほか、豊富な文献案内、索引、年表付き。戒厳令解除後の民主化とフェミニズム運動の盛り上がりを経てはじめて可能となった、日本はもちろん台湾本国においても稀な女性史「発見」の試みである。
目次
1 婚姻・家庭
2 教育
3 女性運動
4 労働
5 身体
6 文芸
7 政治・ヒエラルキー
8 信仰
9 原住民