内容説明
いのち・よろこぶ。お釈迦さまもヨガをしていた。健康法ではなく、生き方の指針として。体・心・魂が一体となった、生命が喜ぶヨガ。
目次
第1章 ホリスティック医療とヨガ(ホリスティック医療;ホリスティック医療とヨガ ほか)
第2章 洗心と冥想の生活(洗心とは;戒をもつ ほか)
第3章 呼吸法と気とプラナ(呼吸法、気、プラナとの出会い;気のコントロール ほか)
第4章 丹田力と仏性力(丹田とは;丹田の四つの働き ほか)
第5章 自分らしく生きる(霊的な使命;身・心・霊 ほか)
著者等紹介
龍村修[タツムラオサム]
龍村ヨガ研究所所長。国際総合生活ヨガ研修会主宰。1948年、兵庫県生まれ。早稲田大学文学部卒業。73年、求道ヨガの世界的権威沖正弘導師に入門。以後、内弟子幹部として国内外で活躍。85年導師没後、沖ヨガ修道場長を経て、94年、独立して龍村ヨガ研究所を創設。またスペース・ガイアシンフォニーを開設し、ホリスティック・ヘルスの指導者を養成中。ヨガ・気功など東洋の叡智を活用し、生命の声、母なる地球の声が聞ける心身づくりを提唱している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有沢翔治@文芸同人誌配布中
6
スティーブ・ジョブズの影響で最近、マインドフルネスなどの瞑想法が注目を集めている。ヨガは恰好だけでなく、呼吸法や哲学にこそ秘密があった。一言で言えば部分ではなく全体を意識し、その結果、大自然の一部であると自覚することだと語る。 インドでヨガを学び、ヨガインストラクターとしてアメリカで指導してきた龍村修が送る、ヨガの思想の解説書。 http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51513862.html2020/07/11
夜間飛行
3
私はこの本を読み、初めて「修行」というものの存在意義がわかったような気がする。例えば「他の生命を絶対に無駄に殺さない」と誓っているジャイナ教の僧たちが、小さな生き物を踏み殺さないように常にほうきを持ち歩き、乗り物に乗らず裸足で歩く……このエピソードを読んで、私は心が洗われるように感じた。おそらく、私自身は普段、それと逆の生活を送っているからだろう。自分ができなくても、そういう修行者がいる……その人たちの話を聞いたり姿を見るだけで心がすっきりする……というのが、今回のうれしい発見である。2012/12/23
Ten
2
とてもわかりやすい本。食欲コントロールや呼吸法など、大変参考になりました。2013/09/08
スカ
1
ダライラマ法王と対話したときにホリスティックとしきりに話されていました。その意味がわかりました。近年の人間の特徴としてある一部分でしか物事を捉えてしかおれず、その一部分な上で左脳に縛られた自己中心的な物の見方でしか捉えられていない傾向にあると訴えていたのだと思います。そのために必要な事は①素直に学び続けること②知っている事と分かっている事を区別するための自分自身の内省の時間をたる事が大切だと感じました。その一種としてヨガを使うといいなぁ~って思いました。いろんな方法があると思うので自分にあった方法で!!2010/08/09
TONY
0
★★★★★心が洗われた。もう一度、じっくり読みたい。2013/02/04