出版社内容情報
秘密裡に伝えられた祭儀や寓話の襞々に見え隠れする象徴哲学の系譜を辿り、あらゆる秘密教義を詳細に記述して、西欧近代文明をその奥処で支えてきた象徴体系を明らかにする。
1980年の刊行より版を重ねロングセラーになった旧版に、これまで未収録だった1928年原書初版の貴重かつ美麗なカラー図版を新たに収めた新装改訂販。
【著者紹介】
1940年生まれ。東京大学文学部哲学科卒。現在、西洋古代から現在に至る神秘哲学を研究テーマとし、現在、宗教儀礼研究所所長。著書に、『実践カバラ 自己探求の旅』( 人文書院 1988年)、『実践魔法カバラー入門 女神イシスが授ける古代の密儀 』(学習研究社 2007年)など。
内容説明
秘密裡に伝えられた祭儀や寓話の襞々に見え隠れする象徴哲学の系譜を辿り、あらゆる秘密教義を詳細に記述して、西欧近代文明をその奥処で支えてきた象徴体系を明らかにする。
目次
古代密儀と秘密結社―近代フリーメーソンの象徴体系に及ぼした影響
アトランティスと古代の神々
トート・ヘルメス・トリスメギストスの生涯と作品
ピラミッドの密儀参入
イシス、世界の乙女
太陽、普遍的な神
ゾディアックと十二宮
イシスのベンバイン表
古代の七不思議
著者等紹介
大沼忠弘[オオヌマタダヒロ]
1940年埼玉県生れ。東京大学文学部卒。古代哲学専攻。名古屋大学助教授、宗教儀礼研究所所長を経て、現在、イシス学院理事長
山田耕士[ヤマダコウシ]
1940年愛知県生れ。名古屋大学文学部卒。英文学専攻。現在、名古屋大学名誉教授
吉村正和[ヨシムラマサカズ]
1947年愛知県生れ。東京大学文学部卒。ヨーロッパ文化史専攻。現在、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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