ブックガイドシリーズ基本の30冊<br> 日本史学

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ブックガイドシリーズ基本の30冊
日本史学

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784409001127
  • NDC分類 210.031
  • Cコード C1300

出版社内容情報

考古学から現代史まで、時代と分野を越えた画期的ガイド

第1部 読書の初め
 森浩一『わが青春の考古学』
 青木和夫『奈良の都』
 藤木久志『飢餓と戦争の戦国を行く』
 塚本学『生類をめぐる政治』
 米田佐代子『平塚らいてう』

第2部 史料の読み
 岡田精司『古代祭祀の史的研究』
 笠松宏至『法と言葉の中世史』
 水本邦彦『近世の村社会と国家』
 中村政則『労働者と農民』
 武田清子『天皇観の相剋』

第3部 学際からの視野
 ネリー・ナウマン『生の緒』
 石橋克彦『南海トラフ巨大地震』
 成沢光『政治のことば』
 安藤礼二『場所と産霊』
 福田アジオ『柳田国男の民俗学』
 中井久夫『治療文化論』

第4部 研究書の世界
 津田左右吉『日本古典の研究』
 平川南『律令国郡里制の実情』
 黒田俊雄『権門体制論』
 網野善彦『日本中世に何が起きたか』
 朝尾直弘『将軍権力の創出』
 安田浩『天皇の政治史』
 吉見義明『草の根のファシズム』
 曽根ひろみ『娼婦と近世社会』

第5部 研究基礎:歴史理論
 石母田正『中世的世界の形成』
 峰岸純夫『日本中世の社会構成・階級と身分』
 佐々木潤之介『江戸時代論』
 遠山茂樹『明治維新』
 豊見山和行編『琉球・沖縄史の世界』
 榎森進『アイヌ民族の歴史』

【著者紹介】
保立道久(ほたて・みちひさ)1948年東京都生まれ。国際基督教大学卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科修了。東京大学史料編纂所教授、所長を経て、東京大学名誉教授。専門は日本中世史。著書に、『中世の愛と従属』(平凡社)、『平安王朝』(岩波新書)、『物語の中世』(講談社学術文庫)、『中世の女の一生』(洋泉社)、『平安時代』(岩波ジュニア新書)、『黄金国家』(青木書店)、『歴史学をみつめ直す』(校倉書房)、『義経の登場』(NHKブックス)、『かぐや姫と王権神話』(洋泉社新書y)、『歴史のなかの大地動乱』(岩波新書)、『中世の国土高権と天皇・武家』(校倉書房)など。

内容説明

歴史を学びたいすべての人へ。考古学から現代史まで、時代と分野を越えた画期的ガイド。

目次

第1部 読書の初め(森浩一『わが青春の考古学』;青木和夫『奈良の都』 ほか)
第2部 史料の読み(岡田精司『古代祭祀の史的研究』;笠松宏至『法と言葉の中世史』 ほか)
第3部 学際からの視野(ネリー・ナウマン『生の緒』;石橋克彦『南海トラフ巨大地震』 ほか)
第4部 研究書の世界(津田左右吉『日本古典の研究』;平川南『律令国郡里制の実情』 ほか)
第5部 研究基礎:歴史理論(石母田正『中世的世界の形成』;峰岸純夫『日本中世の社会構成・階級と身分』 ほか)

著者等紹介

保立道久[ホタテミチヒサ]
1948年東京都生まれ。国際基督教大学卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科修了。東京大学史料編纂所教授、所長を経て、東京大学名誉教授。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメヲトコ

5
読書メーターに参加していてなんですが、自分の書棚を他人に見せるのはある意味裸を晒すようなところがあります。中世史研究者である著者が、古代から現代までの日本史の本30冊を厳選して紹介するというこの本もそうで、他人の本の紹介でありながらも、通読していくと著者自身の歴史に対するスタンスが明瞭に浮かび上がってきて、そこが面白いところです。2016/07/27

africo

2
保立道久は情熱の人なのだろうと思う。そこになにがしかの危うさも感じ取れるが、ツイッターやブログ等からも熱を感じる。それは本書にも顕著であり素直に抜き書きを紹介したい。「さて、ともかく、歴史学はまだ若い学問であり、やるべき仕事は数限りなくあり、覚悟を決めた人手はいくらあってもたりない。本書はそれをわかっていただくために書いた。何歳から始めても、(略)いま始めれば、それは「永遠の今」である。歴史学の研究は、(略)特定の分野の考証にしぼれば、史料の公開やデータベース化が進展した現在、誰でも一級の仕事ができる。」2021/06/26

半木 糺

2
「ブックガイドシリーズ」の日本史学版。一言で「日本史学」といっても分野も方法論も非常に広いので、編者の書籍の選定に苦心した跡が文章の端々からうかがえる。注目したいのは、東日本大震災の後に出版されたために、災害史関係の書籍が紹介されている点である。編者は歴史家として列島の災害史を著述し、社会に日本史学を役立てたいという志を有している。その姿勢には賛同したい。2016/05/08

お茶

2
日本史学を志す人たち(若者だけではないと思い立った時点での)へ向けた読書ガイド。保立氏の歴史学者としての源泉とあゆみをそのまま読書歴でつづったように思え、取り上げ方と説明に真摯さと温かみを感じる。この温かみを感じとってこの道に分け入ってもらいたい、ということだろうか。2015/11/07

午睡

1
将来にわたって座右の書になりそうな一冊。きわめて中身が濃く、一章が一冊の著作紹介になっているが、一章を読むごとに荒い息をして、しばし呼吸を整える必要があった。あまりにも面白く、水準が高いからである。 それにしても、散りばめられた数々のエピソードの面白さと重さよ。著者は学生時代に経済史家として名高い大塚久雄の薫陶を受けたそうだが、その大塚久雄いわく「自分がこれまで読んだ本はせいぜい100冊くらいだろう」!あの、碩学がですよ。歴史学というのは恐ろしく時間がかかる学問なのだということを思い知らされる。2019/08/09

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