編集者、それはペンを持たない作家である―私は人間記録として、自分の感動を多くの読者に伝えたかった。

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編集者、それはペンを持たない作家である―私は人間記録として、自分の感動を多くの読者に伝えたかった。

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784408650159
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0023

出版社内容情報

平成・令和のベストセラー編集者・柿内芳文氏推薦、
戦後最大のベストセラー編集者の名著復刊!

光文社の立ち上げに尽力し、『カッパ・ブックス』を始めとする100万部超えのベストセラーを次々に生み出した、ベストセラー編集者・神吉晴夫(かんきはるお)。彼の編集論が詰まった『カッパ兵法』が、令和のいま復刊されます。「編集者とは何ぞや」を問いかける珠玉の名作は、出版業界に携わる関係者必読の一冊。巻頭には、『嫌われる勇気』を始めとする100万部超えのベストセラーを出し続ける、ベストセラー編集者・柿内芳文氏によるインタビューが掲載されています。

内容説明

ベストセラー編集者の名著『カッパ兵法』復刊。

目次

ペンを持たない作家
サルマタを脱いだ『人間の歴史』
松本清張さんと田舎まんじゅう
金の卵かアヒルの卵か
英語に強くなる法
創作出版とは何か
カッパ誕生
カッパの宣伝、販売術
私の経営哲学

著者等紹介

神吉晴夫[カンキハルオ]
二代目光文社代表取締役社長。1901年2月15日、兵庫県加古川市生まれ。東京外語学校仏語部卒業後、東京帝国大学文学部仏文科に入学。講談社に入社したのち、キングレコードや商事部など、新規事業の経験を経て、戦後、光文社創立に携わる。「創作出版」の名のもと、100万部を超えるベストセラーを次々に生み出し、「カッパ・ブックス」「カッパ・ノベルス」「カッパ・ビジネス」などを発行。1977年にかんき出版を設立した直後に逝去(享年75)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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中玉ケビン砂糖

56
本人の語るエピソードにもあるように、「神吉晴夫」と書いても何と読むのかわからない。自分も同じだったが、戦後最大級の出版界の巨人(崖っぷち経営の光文社を牽引、「カッパ・ブックス」の創設、かんき出版立ち上げ後に死去)と知って驚いた。当時の話だからマシマシな部分もあるのだろうが、昭和の出版界隈にはとにかく嘘のような伝説がそこらへんに転がっている。だが松本清張を発掘したこと、そして彼の「創作出版論」実践による書籍売上の飛躍的上昇は事実。研究成果や画期的アイデアはあるのに出版実績がない……という人2022/09/10

shikada

15
光文社・かんき出版を創設した編集者の仕事論的な一冊。編集者はあくまで読者の一人であり、その自分自身が欲している、納得する内容じゃないと出版しない矜持があったとのこと。著者の成功体験の羅列には興味が持てなかったけど、敗戦によって自信を深く喪失した(「日本は四等国」的なマインドを持った)日本人に勇気を与え、潜在能力を引き出すような出版がしたい…というビジョンはめちゃくちゃ立派だと感じた 目先の雑務じゃなくて、もっと大きな目標が見えてれば人間頑張れるものかもしれない2022/08/10

てら

5
戦前に講談社に入り、やがて戦後に光文社社長となってカッパブックスを創設するなどの足跡を残した人物による自伝的内容。奇人ぞろいの昔の出版界の逸話を期待していたが、成功者の自慢が目立ち、本当に知りたい部分がぼかされていてやや残念。とは言え、かつての出版業界の雰囲気を垣間見ることができた。果たしてこの神吉氏が現在の出版社に転生したとして、同じように画期的な業績を残せるだろうか、などと考える。2022/07/21

げんなり

3
確かに昔、カッパ・ノベルズをよく読んでいた記憶がある。というか80年代だけど、新書サイズの小説本って今より沢山出回ってなかったか? 他の会社のやつもごろごろしてた気がする。 閑話休題。 読み心地は昭和な感じで、何より、バイタリティを強く読み取る。あ、「昭和」と書くと最近否定的な意味合いになることが多いけど、やはりその時代に特徴的な社会の風潮があるのだと思う、ので、昭和っぽさには、戦後すぐの狂乱、自由との折り合い、なんてイメージを僕は持っている。 自分の出版するものに対する自負など、見習う点の多い一冊だ。2022/11/23

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